フランスでは日本では見たことのないイベントや祭りが1年を通してたくさんあります。これを知ると、フランス通になれるかも!主なものを月毎に紹介してみますね!
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もくじ
フランスの1月2月の主なイベント
Galette des rois(ガレットデロワ)
東方から3人の賢者がお祝いをもってキリストの誕生を祝った日とされています。2018年は7日、2019年は6日と、本来のEpiphanie(エピファニー)と呼ばれる公現祭である1月6日の前後に一番近い日曜日が今ではエピファニーと制定されているようです。
大勢でガレットを切り分けて、中に入っているフェーブと呼ばれる小さな陶器の人形を当てた人が、王冠をかぶり、その年の幸運の持ち主といわれています。去年に引き続き今年も、伝統とはかけ離れてしまっていますが、スターウォーズのフェーブが人気ですよ。
年が明けたらお菓子屋さんには、バターとアーモンドクリームの香りふんだんの(このクリームをフランジパーヌといいます)ガレットが並びます。アップルパイのように中に甘く煮込んだりんごが入っているものも見かけますが、私はやっぱりフランスの伝統菓子らしいアーモンドクリーム入りが好きです。
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les Soldes d’hiver(冬のセール)
もうすぐ、待ちに待った冬のセールが始まりますよ! 毎年、1月第2週目の水曜日がセールの初日となります。セールの終盤になると70パーセントオフなどかなりの値下げ札を見かけます。
セール前半でお目当の色やサイズに出会うか、後半まで待って少しサイズやデザインに目をつぶってでも納得のお値段でお買い物をするか、冬の楽しみの一つでもありますね。
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フランスの3月4月の主なイベント
夏時間
フランスの、長かった暗く寒い冬が終わり、3月はいよいよ夏時間の到来です!毎年3月の最終日曜日の午前2時に、冬時間から夏時間に切り替わるので、土曜夜の寝る前に時計の針を1時間進めておくと起床時に慌てなくて済みますね。
これでやっと日本との時差は7時間に短縮されます。
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復活祭(イースター)
卵型のチョコレートがお菓子屋さんのショーウインドウに並ぶ季節!
キリストの復活を祝うのと同時に、春の訪れを喜び祝う祭日のイースター、フランスではパック(Pâques)と呼ばれます。フランス人がバレンタインでもなく年間で一番チョコレートを消費する時期で、生命の復活を表すものとして、卵型のチョコレートが生産され皆に親しまれています。
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フランスの5月6月の主なイベント
日の長い夏時間を有効活用できるこの時期ならではのイベントが盛りだくさんです。
La nuit des musée(ラ ニュイ デ ミュゼ)
その名のとおり、『美術館の夜』。
一年に一夜限り、美術館や博物館が無料開放され、パフォーマンスやイルミネーション、そして創作アートなど、夕刻から午前0時頃までイベントが企画されます。
Fêtes de la musique(フェット ドゥ ラ ミュージック)
毎年、フランス各地で夏至の日の6/21に開催されている夏の音楽イベント。プロからアマチュア、そしてロックからクラシックまでジャンルを問わず一日野外でコンサートが行われます。
お散歩が心地いいこの季節、音楽を聴きに街に出てみるのもオススメです!夜は一段と盛り上がるイベントですよ。
Solde d'été(ソルド デテ)
ソルドはフランス語でバーゲンのことです。毎年、6月の最終水曜日(28日よりあとの場合は最後から2番目の水曜日)の午前8時からスタートです。5週間という、国が定めた日程でバーゲンが今年夏も始まります!
この日程に合わせて旅行計画をされる方も多いことでしょう。
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フランスの7月8月の主なイベント
Fête nationale du 14 juillet(フェットゥ ナショナル ドゥ キャトルズ ジュリエ)
7月14日は革命記念日で、毎年様々なプログラムが予定されています。メインなものは、まず朝にシャンゼリゼ大通りで行われる軍事パレードです。こちらは凱旋門からスタートし、コンコルド広場まで行進します。
パレードの上では、航空ショーも行われます。「3色」を意味するトリコロールの通称で有名なフランスの旗である青・白・赤の煙を戦闘機が空中で噴射する姿は圧巻です。その様子を一目見ようと、フランス国内だけでなく、世界中から観光客が訪れ、その様子は毎年テレビでも中継されます。
また、13日か14日の夜はあちこちの消防署でbal des pompiers (バル デ ポンピエール)と呼ばれる消防士のダンスパーティーが開かれます。そして毎年大体23時前後から壮大なエッフェル塔をバックに打ち上げ花火が上がり、記念すべき日の最後を彩ります。
Paris Plage(パリ・プラージュ)
毎年7月中旬~8月中旬に、セーヌ河岸にパリ・プラージュという人工ビーチが作られます。川の土手には車が進入禁止になり、砂のビーチやヤシの木が置かれたりと、様々な活動が行われます。パリの夏の風物詩になっていますね。
フランスの9月10月の主なイベント
Journées européennes du patrimoine(ジュルネ ウゥロペエンヌ デュ パトリモワンヌ)
毎年9月の第三週目の週末に、パリやパリ近郊の文化遺産で、普段公開されていない場所に入ることが出来ます。パリにはエッフェル塔や凱旋門、ノートルダム寺院など有名なところもたくさんありますが、それ以外にも知られてない場所も多くあります。
この日にぜひ足を踏み入れてみてください。詳しくは、こちらのリンクに記載されています。
Nuit Blanche(ニュイ ブロンシュ)
ニュイ ブロンシュとは白夜を意味します。10月最初の週末の土曜の日没から日曜の夜明けまでパリ全体が眠らない夜となります。詳しく言うと、美術館やコンサートホールなど、様々な公共の場所が日没より一般公開されるのです。地元民だけでなく、世界中から観光客が集まるので、夜のお出かけも怖くはありません。
この日は夜の2時ごろまでメトロも動いています。
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フランスの11月12月の主なイベント
Toussaint (トゥーサン)
11月の行事として、カトリックの国フランスでは11月1日はToussaint (諸聖人の日)の祝日にあたり、学校もちょうど2週間のヴァカンスに入ります。
街中で菊の花が植えられ、マルシェでも色とりどりの菊が出回るのもこの頃です。私の住む街のマルシェで売られていた菊の花たち。
お墓参りの季節のお花でもこれだけのボリュームだとこんもりしていて可愛いでしょう。思わず写真を撮ってしまったくらいです。
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Marché de Noël(マルシェ ドゥ ノエル)
一年の最後を飾るこの時期のイベントとして、16世紀から始まったとされるアルザス地方のストラスブールから広がっていったクリスマスマーケット(Marché de Noël)です。パリでもその風物詩を楽しんでいただける、首都最大のマーケットといえばシャンゼリゼ大通りのマルシェドノエルが有名ですね。
ただ、2017年はシャンゼリゼ大通りではマルシェドノエルは開催されませんでした。
parisの2017年クリスマスマーケット参考サイト(フランス語)
毎年およそ200もの木製のシャレーが立ち並び、ツリーのオーナメントやホットワイン、アルザス地方の陶器や伝統菓子のパンデピスの屋台もお目見えで、アルザス地方から期間限定でパリに出店され購入することができますよ。
参考までに、私が贔屓する、歴史あるパンデピスのお店はこちら。
どこの地方も冬本番ですが、それでも外に出れば小さな町でさえもクリスマスマーケットが賑わいを見せています。白い息を吐きながらもヴァンショー片手にノエルのデコレーションやイルミネーションに浸りに出かけてみませんか?
[voyage]
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