フランス国内を移動するには、TGV(テー・ジェー・ヴェー)がおすすめです!
TGVはフランスの国有鉄道であるSNCFが運営している最速新幹線で、Train à Grand Vitesse(高速列車)の略です。TGVと言えば、世界最速列車と言うことで日本でも一時話題になっていましたね。
この超特急列車は、フランス国内だとTGVと呼ばれているのですが、パリとロンドンを結ぶものだとEurostar(ユーロスター)、パリとブリュッセルを結ぶものだとThalys (タリス)と名前が変わります。
ただ、どのチケットも買い方は同じです。
出発地と到着地、日程や時間などを選ぶと買うことができます。
よく、TGVとSNCFってどう違うの?と言われますが、SNCFはJRのことで、TGVが新幹線のようなものですね。
TGVもSNCFの電車の一つなので、チケットの購入の仕方は他のものと同じです。
ここでは、TGVを含む、SNCFのチケットの予約方法と、安くチケットをゲットする方法について紹介いたします。
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もくじ
TGVの特徴と主な都市間の時間
TGVはパリを中心として、フランス国内の主な都市間を結んでいます。
例えばパリ⇔リヨン間だと最短で約2時間、パリ⇔ボルドー間は約3時間、パリ⇔マルセイユも約3時間で行くことが出来ます。
ちなみに都市によってはTGVが通ってないこともありますが、その場合は最寄りの駅までTGVで行き、そこからバスやタクシー、あるいはTGVではない電車に乗り換えて目的地にいくことが出来ます。
人気の観光地であるモンサンミッシェルへの行きかたやおすすめについてはこちらに書いています。
関連記事⇒パリからモンサンミッシェルの行き方、バスツアーと電車を徹底比較!日帰りで行ける?
電車のチケットを買う方法
チケットの購入の方法はいくつかありますので、以下に記しておきます。
①駅構内の機械で買う
機械は誰でも入れる場所にあるので、24時間365日好きな時に買うことができます。機械はフランス語や英語で書いてあり、まだ日本語には対応していません。
②駅構内の窓口で買う
フランスのものすごい田舎だったり、夜だったりするとたまに窓口が開いていないことがあります。
また、窓口のカウンターは6個や8個くらいはあったりするのですが、実質稼働しているのは大体2個程度のことが多いです。
これは、首都パリでも同じです。
フランス人はものすごくのんびりしているので、人がどんなに並んでいようが、混んでる時間帯であろうが、関係ないようです。
自分のペースを曲げません。
乗りたい電車の時間が決まっていて、その前にチケットが買えなかったらその電車には乗れなくなってしまうので、きちんと時間配分を見て、余裕を持ってチケットを購入しましょう。
③インターネットで買う
前もって乗る電車の日にちと時間が決まっているのなら、こちらが便利です。
関連記事→フランス旅行の注意点は?詐欺被害の生の声
インターネットでのチケット購入方法
わかりやすいインターネットでのチケット購入方法の動画を撮ってみました。
良かったら見てみてください。
INTERCITESやTERというのがありますが、TGVが新幹線、INTERCITESやTERは普通列車にあたります。
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SNCFのチケットを安く買うコツ
電車のチケットは、早めに買うと割引があります。
TGVでさえ、半額程度になることもあります。
座席は1等席と2等席の2種類があり、チケットの値段は席数によって幅があります。
一番安いものは、払い戻しや変更がきかなかったり、もう少し高いものは前日まで払い戻しや変更がOKだったり、一番高い正規料金のチケットは、出発後でも払い戻しがされたりと色々とあります。
ただ、プラス料金を払って保険をかけると、万が一安いチケットでも乗れなかった場合に、払い戻しができることもあります。
安いチケットは数が決まっているので、気になるものがあったら、早めにチケットを購入しましょう。
購入したチケットは印刷するか、スマホを持っていたら、その購入画面を見せるか、あるいは、印刷もメール画面も見せれなくても、登録した誕生日と名前を伝えるとOKです。
フランス語でチケットを購入するのが不安な方へ
フランス語に不安がある方は日本語でフランスの鉄道チケットが買えるサイトもあります。
こちらはわかりやすいのでオススメです!フランスで買うのと、値段もほとんど変わらないです。レートによって、値段が動きますので、レートが良い日を狙って購入してみましょう。
電車の乗り方
窓口や駅構内の機械でチケットを購入する場合は、日にちや時間の指定をせずに買うことも出来ます。
その場合は、composter(コンポゼ)と呼ばれる、チケットに刻印を押す必要があります。これは、電車に乗る、ギリギリ前にするようにしましょう。
あまり早めに押してしまうと、駅員にチェックされて、無効にされてしまうことがあります。
その場合は、罰金として正規料金の3倍以上のお金を払わされてしまいます。
基本的には、チケットを持って電車に乗るのですが、フランスでは日本のような改札口がありません。
チケットを持って電車に乗っていると、駅員が見回りに来ます。
そこでチケットを持っていないと罰金です。
ただ、駅員が必ず来るとは限りません。
また、最近はテロの影響か、電車によっては乗る前にチケットを見せるように言われることもあります。
このコンポゼはインターネットで購入したチケットには必要ありません。
あくまで、この機械に入るサイズのチケットのみとなっておりますのでご注意ください。
TGVは全席指定ですが、INTERCITESやTERだと自由席の場合があります。
電車には1等席と2等席があるので、自由席の場合でも購入したチケットの場所へ乗るようにしましょう。
電車に関係するフランス語
電車に関連するフランス語をまとめてみました。
train(トラン)電車
gare(ギャール)駅
voie(ヴォア)ホーム
billet(ビエ)チケット
siège(シエージュ)座席
départ(デパー)出発
arrivée(アリヴェ)到着
destination(デスティナシオン)行き先
à l'heure(ア・ルーウ)定刻
retard(フゥターフ)遅れ
フランスで特に注意しておきたいのが、最後の二つです。
フランスの電車はよく遅れることがあり、掲示板を見ているとretard(遅れ)という文字が書いてあります。
日本だと1分でも電車が遅れたら大問題になりますが、フランスではそういうことはお構いなしで、特に放送もされずに気づいたら電車の到着や発車が遅れていたということがあります。
またvoie(ホーム)も途中で変更になる事もあり、そういう場合も特に放送もありませんので、乗るギリギリまで電車が間違っていないか、確認をしておくようにしてください。
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