フランスはアロマテラピー(アロマセラピー)がメジャーで、薬局でアロマオイル(精油)を買うことが出来ます。
きちんと薬剤師に相談しつつ、オイルを選ぶことも出来ます。
沢山種類があるので、それぞれのオイルの効能や効果、使い方について説明してみますね。
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アロマオイル《オレンジ・スイート》
数あるアロマオイルの中で、私が一番大好きな『オレンジスイート』。
そして、恐らく世の多くの人も大好きなのではないかと思います。
フランスではorange douce(オロンジュ・デュース)と言う名前で売られており、オレンジの果皮から抽出されるこのアロマオイルはまさに果実そのもの!といった香りがします。
オレンジの甘い香りの中に、少しだけ香る爽やかさ。
このちょっとの爽やかさがあるおかげで、甘ったるくならず、程よい甘さを保っています。
オレンジは私たちの普段の生活によくあるフルーツなので、とてもなじみのある香りですので、アロマオイルを始めて使うという人にも受け入れやすいと思います。
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オレンジスイートの効能
オレンジスイートの効能としては、オレンジ色からも想像できるように、心を元気に、そして活発にしてくれます。
気分を明るくしてくれる効果が期待されるので、ストレスや不安が胃痛や頭痛といった体の不調を引き起こしている場合、それらの緩和にも役立つと思います。
また体の不調だけでなく、心不調により睡眠不足を引き起こしている場合にも、効果的です。
ただし、心を元気にしてくれる作用のおかげで、食欲も旺盛になる場合もありますので、ダイエット中に向いている香りではないかもしれません。
また、オレンジスイートには発汗作用があります。
この作用は、芳香浴よりは、直接肌に塗布することで感じることが出来る効能です。
発汗作用があるため、血行を促進し、新陳代謝をあげ、老廃物の排泄も期待できます。
ただ、アロマオイル全般に言えることですが、肌へ塗布する場合は、精油を直接塗布するのではなく、ある程度(だいたい0.5%以下程度)に薄める必要があります。
オレンジスイートの主成分はリモネンと呼ばれるものです。
このリモネンとは、レモンやオレンジなどの皮に含まれている成分です。
そしてリモネンが含まれている精油は使用には注意が必要です。
というのは、このリモネンには光毒性があるのです。
光毒性とは、肌につけた後紫外線を浴びると皮膚にダメージを与えてしまうことです。
しかし幸いなことに、オレンジスイートは95%以上がリモネンであるにもかかわらず、光毒性の危険がないアロマオイルなのです。
なので、お子さまでもご老人でも、万人向きの精油といえると思います。
また、光毒性がないため、血行促進や老廃物排出が期待できるこの精油を化粧水として使用することも十分に可能です。
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オレンジスイートの使用方法
ここで、私の一番好きな『オレンジスイート』の使用方法を紹介します。
それは、冬の時期、暖房を聞かせた部屋で、ディフューザーを使ってオレンジスイートの香りを部屋中に拡散させることです。
暖かい部屋にオレンジのフレッシュな香りは、なんだか空気を清浄してくれているような感じがするのです。
話は少し脱線しますが、ヨーロッパではクリスマスの時期に香り玉と呼ばれるものを作ります。
その香り玉は、オレンジの果皮にクローブを刺してシナモンパウダーをまぶして乾燥させて作ります。
それを暖かい部屋に置いておくので、部屋はオレンジのいい香りに包まれるのです。
私はドイツに留学していたので、クリスマス=オレンジの香りを思い出します。
そのせいか、冬の時期にオレンジスイートの香りを部屋中に充満させたくなるのかもしれません。
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