シードルとはどんなもの?おすすめ紹介!アップルワインとの違いは?

シードルについて知っていますか?
「シードル」とはりんご酒とも呼ばれるお酒の種類です。
アルコール度は低いとものでは2%、高いものでも10%未満なので、ワインに比べると飲みやすいのです。
またリンゴを原料に作られるということもあり、口当たりが柔らかいためアルコールの苦手な人にも飲みやすいお酒です。
発泡性なため、食前酒としてや、ランチや夕方の軽い一杯などにはぴったりのお酒と言われています。
今日はそんな美味しいシードルのおすすめや楽しみ方、アップルワイン、サイダーなどとの違いについて説明します。
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もくじ
シードルの甘口と辛口のおすすめ
シードルが作られているのは主にフランスで、特にノルマンディー地方とブルターニュ地方で作られるものが本場のシードルとされています。
ちなみに、シードルをさらに蒸留すると高級ブランデー、カルヴァドスになります。
シードルは軽く甘い口当たりでジュースのようだと評されることもありますが、産地や年度によって個性があることから、根強いファンを持ち、最近では世界的なブームになっています。
シードルには、辛口と甘口があります。
シードルをワイン屋やスーパーなどのお酒コーナーで見てみると、同じ種類のものでもBRUT(ブリュット)とDOUX(ドゥ)、という風に書いた種類があります。
これが同じシードルの中で、辛口と甘口を表しています。
BRUTが辛口のことで、DOUXが甘口のことです。時々、SEC(セック)があるものもありますが、これは甘口と辛口の中間を表しています。
辛口が好きか、甘口が好きかは人によって好みで分かれるかと思います。
また、同じBRUTでも、こちらだと辛口だと、他の商品だと比較的甘口だと感じるものもあるかと思います。
自分好みのシードルを探してみてくださいね。
関連記事⇒ブリュット(BRUT)とはどういう意味?セック(SEC)などとの違いは?
シードルのおつまみのおすすめ
チーズ
シードルの楽しみ方は様々ですが、おつまみとして代表的なのはカマンベールチーズ。
関連記事→カマンベールってどんなもの?フォンデュの作り方や美味しいレシピを紹介
ワインの甘い口当たりと軽さ、そしてほんのりとした苦味がチーズの旨みを引き立ててくれます。
またカマンベール以外にもブリーチーズがオススメです。
関連記事→ブリーチーズって何?美味しい食べ方は?カマンベールとの違いは?
もし美味しいシードルが手に入った場合には、カマンベールやブリーチーズを買い求めるとそれだけで楽しいひと時が過ごせるはず。
誰にでも飲みやすいので、パーティにもぴったりです。
関連記事→フランスのチーズについて詳しく知りたい!まとめ記事
そば粉のガレット・キッシュ
シードルはフランスのノルマンディー地方やブルターニュ地方で作られますが、そこの名産であるそば粉のガレットやキッシュがシードルにとてもよく合います。
フランスだと、各地にそば粉のガレットのレストランがありますが、そこでは大抵、たくさんの種類のシードルが置いてあります。
関連記事⇒ガレットとはそば粉のクレープ!レシピや食べ方紹介
シードルのおすすめな飲み方
シードルは氷などは入れずに、冷蔵庫で冷やした後にそのまま飲むのがおすすめな飲み方です。
シードルの本場ではボウルに入れて飲むんです。
シードルが有名なノルマンディ地方やブルターニュ地方では、色んな柄のシードル用のボウルが売っています。レストランでも色んな模様のシードル用ボウルが使われているので、それを見るだけで可愛いですね。
フランスに来る機会があり、お土産にするなら、シードルとシードル用のボウルを買うのはおすすめですよ!
フランス以外の国で生産されたシードル
シードルはフランス以外の国でも生産されています。
スペインではアストリアやバスクなどで生産され、こちらはシードラやザガルドという名前で呼ばれています。
またイギリスではサイダーと呼ばれ、非常に安価で売られていたため、現在発泡性のあるジュースである「サイダー」の語源ともなりました。
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アップルワインとの違い
また、ドイツでは「アップルワイン」と呼ばれて、フランスのシードルに比べるとややどっしりとした味わいの飲み物です。
「アップルワイン」に関しては日本でも同様の名前の商品が販売されています。
こちらはリンゴで作られたワインにブランデーを加えてさらに熟成させるなどしているため、アルコール分も高く、シードルとはまったく別の飲み物なので、買い求める時には注意が必要です。
シードルの特徴はほのかな甘みですが、これはもともと持っているリンゴの天然酵母に由来しています。
現在はリンゴの天然酵母以外にも別の由来の酵母を利用して安定的な発酵が行えるようになっているものが主流です。
その他にも伝統的な製法にのっとり、リンゴのみを使用したものもあり、こちらはシードルの中でも希少な品としてファンには珍重されています。
シードルに使われるリンゴは食用にも使えるものや、苦すぎるものや酸っぱいものなど様々ですが、現在、日本国内のリンゴの産地でも本格的なシードルの生産が行われるようになりました。
青森などリンゴで有名な場所だけでなく、日本各地で独自色の高いシードルが生まれているので、興味のある人やシードル未体験の方にはぜひ一度お試しいただきたいと思います。
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