ブリーチーズというチーズをご存じでしょうか。
よく間違えられてしまうのですが、ブルーチーズではなくブリーチーズです。
とてもまろやかでクリーミーなブリーチーズについて、まとめてみますね。
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もくじ
ブリーチーズとはどんなもの?
ブリーチーズとは白カビタイプのチーズです。
チーズ大国として世界的に有名なフランスで1000年以上前に生まれたチーズです。
日本で有名な白カビタイプのチーズと言えばカマンベールチーズですが、このカマンベールもブリーチーズから派生して誕生したとされています。
白カビタイプで「チーズの王様」と言われるブリーチーズの魅力をご紹介していきます。
チーズにはいろいろな種類があるのはご存知でしょうか。
白カビタイプ、青カビタイプ、ハードタイプ、ウォッシュタイプなどなど大まかな種類だけでも10種類ほど存在します。
色々な種類がありますが、青カビ(ブルーチーズ)やウォッシュタイプはクセや匂いが強く、とても好き嫌いが分かれます。
日本ではあまり見かけないチーズですね。
白カビタイプのチーズはクセが少なく、初心者でも食べやすくてあっさりとした味わいです。
舌触りも良く、もっちりクリーミィな味わいも楽しめます。
その中でもブリーチーズは「チーズの王様」とされるほど濃厚な味わいがあり、「チーズで出来たお菓子」とも言われます。
お菓子と言われる通り、ブリーチーズはそのまま食べてもとてもおいしいです。
他のチーズをそのままだととても食べられないようなチーズも多いですが、さすがはチーズの王様です。
噛むとドロリとした触感と上品な香り、濃厚な味わいなのにクセがなくいくらでも食べられそうなチーズです。
ブリーチーズの栄養
こちらに栄養一覧を記載いたします。
ブリーチーズ分量 100 g あたり栄養成分表
カロリー (kcal) 350
脂質 28 g コレステロール 100 mg ナトリウム 629 mg カリウム 152 mg 炭水化物 0.5 g 食物繊維 0 g 糖質 0.5 g タンパク質 21 g
カマンベールとブリーチーズの違いは?
同じ白カビーチーズのカマンベールとの違いはどこにあるのでしょうか。
実は製法自体はほとんど同じなのですが、ブリーチーズの方がさらにまろやかな味わいです。
大きさだけで味に変化があるのがチーズの面白いところです。
カマンベールは約10cmくらいの大きさで、ブリーチーズは35cmと、同じ製法ながら大きさは3倍以上あります。
大きさが大きくなればなるほど、カビの割合の違いが生まれてくるのです。
要はブリーチーズの方が白カビの表面積の割合が小さいのです。
白カビは割合が大きくなると熟成も早く進み、旨味も増しますが臭みも増してしまいます。
なので白カビの割合が小さいブリーチーズの方が、食べやすくまろやかなあじわいとなるのです。
カマンベールチーズが好きな方は一度食べ比べてみると面白いかもしれませんね。
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ブリーチーズの皮(カビ)は食べられる?
ブリーチーズやカマンベールチーズのような、チーズの白いカビである皮の部分は食べることが出来るのか?と聞かれますが、これは食べることが出来ます!!
中の部分がトロトロですが、外の部分と一緒に食べると、固い部分とトロトロした部分がマッチして、とてもおいしいですよ。
ちなみに、この皮の部分がチーズの菌であり、これを用いてチーズを作っています。そのため、チーズによって、皮の味わいが違うのです。
色んなブルーチーズを試したい場合は、皮の部分も一緒に楽しんでみて味の違いを感じてみてくださいね。
この白カビの部分ですが、時間が経つと繁殖してフワフワっとしたものが出てくることがあります。こちらは食用なので食べても大丈夫です!気にしないで食べてみてくださいね!
ブリーチーズの美味しい食べ方
ブリーチーズのおいしい食べ方はどのようなものがあるでしょうか。
先述の通りそのままたべてもおいしいですが、食べるときは細長く切ってから食べることをお勧めします。
初心者の方は皮は食べないほうが良いような気持ちになってしまうでしょうが、もちろん食べても大丈夫です。
ただ熟成が進んで風味がきつくなってしまった場合は皮を取ってしまいましょう。
メープルシロップをかけると本当にお菓子として食べられます。
グラタンやパスタにいれても濃厚でまろやかな味わいが楽しめますし、小さく刻んでサラダにも合います。
また、おすすめなのは焼くという方法です!
グラタンのように、じゃがいもやマカロニなどの上にとろけるチーズの代わりに載せてもいいですし、パンの上に乗せてピザ風にしてもおいしいです。中の部分がより一層トロトロになり、外側の皮の部分も柔らかくなりますよ。
そして、フルーツとの相性も良いでしょう。
ブリーチーズは癖が少ないので、いろいろな料理にも合います。
ぜひ試してみてください。
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ブリーチーズの賞味期限
ブリーチーズには賞味期限が記載してあります。
チーズメーカーの多くが、賞味期限内に食べることを推奨していますが、ただ、ブリーチーズのようなナチュラルチーズの場合は、賞味期限を過ぎても美味しく食べることが出来ます。
ブリーチーズは、チーズを置けば置くほど、熟成が進んでいきます。つまり、出来上がってすぐに食べると、中の部分も固めですが、日数を置くと、中がドロドロになっていき、癖が強くなります。
これは好みにもよるのですが、あっさりした方が好きだという方は早めに食べるようにしてください。癖が強いのが好きだという方は賞味期限前後に食べるようにしましょう。
ブリーチーズの保存方法
一度開けたブリーチーズは、ラップなどで密封して、冷蔵庫の中で保存が可能です。その場合は、野菜室がおすすめです。
また、冷凍庫で保存も可能ですが、ただ、風味は落ちてしまいます。
冷凍庫から解凍する場合は、自然解凍で時間をかけるようにすると、元の味に近づきますよ。
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