サンソーとは?おすすめや特徴、味を紹介!

ワインは色んな品種のブドウを使って作られます。それぞれの品種によって、特徴が違い、また配合やどこで作られるかによっても、ワインの味が変わってきます。
サンソーの品種の特徴やおすすめのワイン、一緒に食べると美味しい料理などについて説明します。
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もくじ
サンソーの特徴
「サンソー」は、フランスで最も古くから栽培されているブドウ品種の1つです。その起源は、未だに断定されておらず、南フランスのプロヴァンス地方やラングドック地方ではないか、と言われています。また、地中海の東側に住んでいた貿易商がフランスに持ち込んだのではないかという説もあります。
フランスのコート・デュ・ローヌやラングドックをはじめ、コルシカ島や、レバノンやイスラエル、南アフリカで主に栽培されているブドウです。
モモや木苺のような愛らしいアロマを持ち、軽やかな酸味が特徴です。「サンソー」は、カリニャンやグルナッシュ、シラーなどとブレンドされ、豊満でまるみのある赤ワインや夏にピッタリのキリッとしたロゼワインに仕上がります。
サンソーの味や香り
サンソーは、暑さに強く日照に恵まれた気候に適応し、また乾燥への耐性もある品種です。成熟のスピードがゆっくりなので沿岸地域での栽培に適しています。また、土壌があまり豊かでなく乾燥しがちな環境で育てることで、果実味が豊かになります。
サンソーは、樹勢はあまり強くなく、実付きがよすぎるため、短梢剪定に仕立て、収量制限をしなければなりません。食用としても食べることができるほど大きな実で、甘みがしっかりとしていて水分量も多めのブドウです。
サンソーの品種
主な産地は、フランスはコート・デュ・ローヌやラングドックですが、北半球ではレバノンやイスラエルといったワイン発祥の地と呼ばれる国でも栽培されています。
また、南イタリアではOttavianello(オッタビアネッロ)という名前で親しまれています。他にも、南半球では、南アフリカやオーストラリアでも栽培されており、南アフリカで栽培面積の大きいPinotageの親である品種でもあります。
ブドウの果実の成熟が遅い、ヴィンヤードで一番初めに収穫されるブドウよりも3週間ほど遅めに収穫します。北半球の国では、9月下旬から10月にかけて収穫し、南半球では、4月下旬から5月に収穫されます。
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サンソーの主な産地
モモや木苺、ブラックチェリーや赤系のベリーのような愛らしいアロマを持ち、軽やかな酸味が特徴です。ザクロやラズベリーにカルダモンパウダーをかけたような風味があります。
「サンソー」は、カリニャンやグルナッシュ、シラーなどとブレンドされることが多いため、そのブレンドされるブドウ品種によってコロコロと表情を変えてくれる存在です。控えめでありながら、大切なときに主張してくれます。サンソーの入った「Chateauneuf-du-Pape」や「Provance Rose」は暑い夏にピッタリの味わいです。
サンソーのワインのおすすめ
まずは、ラングドック「Chateau MirausseのLe Rouge de l’azerolle Minervois」やコート・デュ・ローヌ「Les Vignerons d’EstezarguesのLes GrandesVignes Rouge」、新進気鋭の醸造家「Domaine Clos de la BarthassadeのPur C 2016」あたりの、数少ないサンソー100%のワインをまずは飲んでいただきたいです。
サンソーの愛らしい香りと酸、そしてその中にある土っぽさが与える素朴さがなんとも言えない味わいです。
これらを楽しんでいただきましたら、サンソーを主体にしたブレンドの赤ワインやロゼワインを。「Domaine du Clos de la ProcureのCuvee “Saint Saux”2013」や南アフリカの大手「KWVのCape Rouge NV」などはサンソーの良さとブレンド品種の良さのバランスのしっかり取れたワインです。
サンソーに合う料理
軽やかな酸味と愛らしい香りを持つサンソーは、多種多様な食事とあわせることができます。スモークしたサーモンのフィレやタイカレー、ピザなどと相性が良いです。
少しずつ暖かさを増してく季節にぴったりのサンソー。テラス席でサンソーの愛らしいロゼや赤ワインとサモサやピザといったフィンガーフードからサーモンやタイカレーまで楽しめます。
また、夏になればバーベキューをしながらグリルした野菜や白系のお肉とサンソーのロゼワインを。グリュイエール(チーズ)もよく合います。
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