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マルセイユ石鹸とは何?使い方を説明!偽物はどうやって見分ける?

マルセイユ石鹸をご存知でしょうか?マルセイユが発祥の石鹸で、保湿力がとても高く、自然から出来ているため、子供からお年寄りまで使える万能石鹸です。フランスではスーパーなど様々な場所で見かけるのですが、実は偽物も多く出回っているのだとか。

マルセイユ石鹸の本物の見分け方ってどうすればいいのでしょうか?効果的な使い方と共に紹介しますね!
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マルセイユ石鹸とは?

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完全に自然素材100%の原料だけで製造された無添加石鹸です。なんと旧フランス王御用達品だったとか。それだけでとても良いもののように感じますね。

マルセイユ石鹸は、髪、体、顔、すべてその一つの石鹸で洗えてメイク落としにも最適です。しかも肌に優しく、アトピーや敏感肌の方にもおすすめで、ニキビもできにくくなるんだとか。新生児から使えるので出産祝いにも良いですね。

マルセイユ石鹸の中に含まれる肌に良いとされるオレイン酸はとても洗浄力が高く、刺激も少ないことから、古くよりヨーロッパでは、 皮膚科医・小児科医のお医者さん達に推奨・使用されています。肌の引き締め効果と、泡立ちが非常にきめ細かなのが大きな特徴です。 ほとんどの石鹸に入っている肌に悪いとされるエテド酸は一切含まれていません。

マルセイユ石鹸は1000年以上もの昔からフランスで製造されていたそうです。ですが、昔のマルセイユ石鹸と今のマルセイユ石鹸は別物で、時代とともに作り方や原材料となる油脂の種類が変化してきたそうです。

17世紀にはマルセイユは高級石鹸の産地としてとても有名になりましたが、同時にマルセイユの名前を使って偽物が出回るようになったため、当時の国王ルイ14世は1688年10月に「石鹸製造が完璧であること」を願ってマルセイユ以外での石鹸製造を禁止し、「厳しい製造基準」を徹底してこれを守り続ける伝統職人により「手作りのみ」で作られる石鹸だけが「マルセイユ石鹸」と呼ばれるようになったそうです。

王令の内容
【第1条】暑さにより石鹸の密度が損なわれる6、7、8月の石鹸製造を禁止する。
【第2条】5月1日以前はオリーブの実が未熟すぎるため、最終搾りのオリーブ油を使用する。
【第3条】原料油脂は、オリーブ油以外の使用を禁止する。違反者には石鹸を没収する罰則を課す。

この王令を守って作った石鹸のみ、マルセイユ石鹸を意味する「Savon de Marseille(サボン・ド・マルセイユ)」と名乗ることを許され、サボン・ド・マルセイユとして認められるためには、「伝統的製法」と石鹸素地に「植物性油脂が最低72%以上含有」されていることが必須条件だそうですよ。

オリーブ油以外の使用が禁じられた結果、生のオリーブ油がよく手に入るプロバンス地方に石鹸産業は集中したそうです。1855年のパリ万国博覧会で「マルセイユ石鹸」に金メダルを受賞したのですがこのマルセイユ石鹸はオリーブオイルから作られたものではなく、ピーナッツ油とパーム油がベースの石鹸でした。

このころになると、ルイ14世の王令通りでなくても「マルセイユ製法」で作られていればマルセイユ石鹸を名乗ることができるようになっていったそうです。現在では24のフランス企業によって「マルセイユ方式」の家事用石鹸が月平均3000トン以上作られているそう。

そのうち、マルセイユ・プロバンス地方では、総生産量の30%以上を以下の5つの会社で占めています

MARIUSFABRE.Jeune(マリウス・ファーブル・ジューン社)
シミオテクニック社
サボヌリー・ランパル・バトゥ社
SAVONNERIE du MIDI(サボヌリー・デュ・ミディ社)
サボヌリー・デュ・セライユ社

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マルセイユ石鹸に偽物?選び方を紹介!

本物のマルセイユ石鹸は、植物油だけを用い、合成物や着色料を一切使っていません。原料は、ソーダと塩と水に加えて、オリーブ色のマルセイユ石鹸はオリーブオイル白っぽいクリーム色のマルセイユ石鹸はコプラオイル(ココナッツオイル)かパルムオイル(パームオイル)だけのシンプルな材料で作られています。

マルセイユ石鹸の偽物が世界中に出回る理由は、マルセイユ石鹸には、ワインやバターのようにA.O.C(原産地統制名称法)やI.G.P.(原産地表示保護)などの規制なく、チュニジアや中国の工場で、伝統的製法に従わずに生産された石鹸でも、自由にマルセイユ石鹸と名乗っても法的に問題がないことから、多くの業者が伝統的なマルセイユ石鹸の形や刻印を真似して本物らしいものを生産、販売しているのが現状なのです。

しかしスーパーマーケットの洗剤売り場で売られているマルセイユ石鹸(Savon de Marseille)と表示されている安物の石鹸には、解体された家畜(牛、豚、羊など)の油脂が使われていることが多いそうです。成分表示に『sodium tallowate』と書かれていたら、その意味は『graisse animale=動物性油脂』のことです。

フランス発祥のこの石鹸、フランス人には、イスラム教徒の方も多くイスラム教徒は、豚肉を食べないというのに豚の油が使われているなんてとんでもないことですね。

LE SÉRAIL(ル・セライユ社)
LE FER À CHEVAL(ル・フェール・ア・シュヴァル社)
MARIUS FABRE(マリウス・ファーブル社)
SAVONNERIE DU MIDI(サヴォヌリー・デュ・ミディ社)

こちらは、上記4社が共同で作ったサイトですが、以下のページで本物のマルセイユ石鹸の見分け方のビデオが見ることができます。(フランス語)
日本語版も欲しい!!!

👉合同サイトのリンクはこちら

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マルセイユ石鹸のおすすめな使い方説明

 

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マルセイユ石鹸(オリーブ)

オリーブオイルは、人肌の組成に近いオレイン酸を多く含むので、汚れた皮脂を落としながらも取りすぎることは無く、必要な成分を肌に残しながら洗い上がりに突っ張らずスベスベしっとりします。乾燥肌、アトピー、敏感肌の方にも最適で入浴後は、しっとり保湿してくれてスベスベになるそうですよ。

また、石鹸シャンプーとしても使いたい場合、パームはオリーブ石鹸に比べ、洗い上がりが少しキシキシするそうなのでこちらのオリーブ石鹸をおすすめします。

 

マルセイユ石鹸(パーム)

パーム油は、ヤシ油で洗浄力と泡立ちがオリーブ石鹸に比べて良いです。ですから、普通肌、オイリー肌の方は、入浴後スッキリ、サッパリタイプをお好みの方にパーム石鹸をおすすめします。

洗髪・洗顔・身体・食器・ハンド・ソープ・肌着の洗濯など、使い道は沢山。基本的には特別なことはなく、泡立てて使うのがよいそうですよ。

シャンプーは、泡立てて使うことが一般的だそうですが直接髪の毛に擦り付けても良いそうです。

逆にネットなどで泡立ててしまうと逆に泡の持続性がなくなって汚れが落ちないようです。ネットよりタオルで泡立てたり洗面器にお湯をはり直接泡たてるほうがよく泡立ちます。

泡をためてお湯で濡らした頭皮と頭髪にのせて指の腹でマッサージするように髪を洗います。その後は、マルセイユ石鹸で地肌を保護されているのでこだわりがなければ市販のトリートメントを使うと髪の潤いもたもてますね。

洗い終わったあとは、少しキシキシするそうですがドライヤーで乾かすとサラサラになりますよ。マルセイユ石鹸は、頭皮にも優しいので使い続けていると太くて健康的な髪がはえてくるそうです。

メイク落としにも使えるので、ウォータープルーフなどは別ですが、ナチュラルメイクの方は2回ほど洗うと綺麗になりますよ。

また、洗濯にも使えてm汚れたところを石鹸で擦り付けて洗うと綺麗になります。これだけ使えれば少々お値段お高めでも高く感じませんね。

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まとめ

マルセイユ石鹸は、人の肌に優しく無添加の石鹸なので肌が弱い方やアトピーの方、小さなお子様におすすめです。ですが偽物も多く出回っているので上記に書いた作っている会社とマルセイユ石鹸は、植物油だけでできていることを頭に入れて購入してください。みなさまのお肌がより潤いを保てますように。

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