フランスはアロマテラピー(アロマセラピー)がメジャーで、薬局でアロマオイル(精油)を買うことが出来ます。
きちんと薬剤師に相談しつつ、オイルを選ぶことも出来ます。
沢山種類があるので、それぞれのオイルの効能や効果、使い方について説明してみますね。
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和名では「イトスギ」と呼ばれるサイプレス
主に地中海沿岸地方や中東に分布しており、温暖な地方に広くみられます。
古代文化や宗教にも関わりが深く、聖木として寺院や墓地などで多くみられます。
腐敗しにくいという特徴から、古くから建材としても多く使用されてきました。
また南フランス地方では農作物を守る防風林としても植えられていました。
サイプレスはヒノキ科で、枝葉と果実から水蒸気蒸留法にて抽出されます。
ヒノキ風呂の香りに近いのが特徴的で、森をイメージさせるウッディーでスッキリとした香りです。
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サイプレスの効能
サイプレスには、収れん作用があり、お肌を引き締めたり、たるみ、シワを軽減させるのに効果が期待できます。
スッキリした香りと調合のしやすさからも、男性用の化粧品として使用されることも多いです。
自宅で使用する場合は、顔だけではなく、ボディートリートメントに使用しても、身体の引き締め効果を期待できます。
ボディートリートメントに使用する場合は、キャリアオイル(スイートアーモンド油・オリーブ油・マカデミアナッツ油・ホホバ油など)で希釈して使用します。
希釈濃度の目安は身体には1%以下で、顔に使用する場合は0.1~0.5%以下に希釈すると安全に使用できます。
また、サイプレスは心を落ち着かせてくれる作用があり、イライラしている時や、集中力がない時におススメの精油です。
お風呂に精油を1~5滴程度垂らすと、ヒノキ調の優しい香りに包まれ、ゆったりとした気持ちになり、心を落ち着かせてくれます。
デオドランド効果も高いため、浴法やフットバスに使用すれば、足のにおいが気になる時やむくみが気になる時に、効果が期待できます。
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サイプレスの使い方
鎮咳作用があるので、アロマポットなどを使用し芳香浴として部屋に香らせたり、加湿器(精油が使用できるもの)や、お湯をはったマグカップやボウルなどに精油を1~3滴垂らすと、部屋を加湿しつつサイプレスを香らせることができます。
咳の症状を抑え、風邪の初期症状を抑える効果が期待できます。
ただし、使用したマグカップやボウルを他の目的で使用する場合は、よく洗浄して使用するようにして下さい。
また、小さな子供やペットが誤飲してしまわないよう注意が必要です。
サイプレスをブレンドする時は、ラベンダーやローズマリーやクラリセージとブレンドすると、リラックス系の香りとなります。
また共通の成分を持つヒノキ科のジュニパーベリーとの相性も良いでしょう。
柑橘系の精油とブレンドしても、スッキリとした爽やかなイメージの香りになります。
サイプレスの精油は聞き慣れず、知らなければなかなか手を出しにくい精油ではないでしょうか。
しかし、一度香りを嗅ぐと、どこか懐かしさにも似た森をイメージする香りに包まれます。
スッキリとし爽やかで心を落ち着かせてくれる、そんな香りでもあります。
ブレンドもしやすい精油なので、持ち合わせの精油とブレンドして楽しむのもおススメです。
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