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白ワインのシャブリとは?グランクリュのおすすめを紹介

白ワインのシャブリ、耳にしたことがある方もいるかと思います。一体どんなワインなのでしょうか?説明しますね。

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白ワインのシャブリとは?

シャブリは、フランス・ブルゴーニュ地方の最北のシャブリ地区で作られるワインです。シャブリの特徴はスッキリ感と爽やかな味わい、際立ったミネラル感が挙げられます。スッキリと爽やかでミネラル感を引き出す理由は、シャブリが栽培されている環境にあります。

シャブリは白ブドウ品種で有名なシャルドネから作られますが、シャブリに使われるシャルドネが栽培されているシャブリ地区はかつては海の底でした。地層が隆起したことで貝殻の化石が大量に存在する石灰質の土壌となり、ミネラルの風味が強く辛口のワインに仕上がるのです。

貝殻の化石がゴロゴロと存在する特殊な地層はミネラルをたっぷりと吸い上げるため、しっかりとした厚みのあるのワインとなります。さらに、シャブリ地区は経度が高く冷涼な気候なので酸味が強く、スッキリと爽やかな味わいに仕上げます。

 

シャブリのグラン・クリュ

シャブリはフランスワインの最上級である格付けですが、さらに4つの格付けに分けられます。格付けが高いものから「シャブリグラン・クリュ」「シャブリプルミエ・クリュ」「シャブリ」「プティシャブリ」となります。

その中でも1番格付けが高い「シャブリグラン・クリュ」はシャブリ地区の中でも特に日当たりの良い畑で育てられている最高級のシャブリです。非常に限られた南向きの区画に最高級の畑で栽培されたブドウを使い、生産量はシャブリ全体のわずか2%というとても貴重なワインです。10年以上熟成させると酸味がまろやかになり、上品で深みのある味わいに変化します。

グランクリュは冷蔵庫で冷やすよりも10度から12度くらいの少し温度の高い状態で味わうのがおススメで、より華やかな香りとまろやかな酸味を楽しめます。

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シャブリのおすすめ

1000円から3000円台で購入できるおススメのシャブリとして果実味がしっかりとしてまろやかな酸味を持ち、辛口ワインが苦手な人向きの「シャブリウィリアムフェーブル」甘い香りの中にしっかりと酸味も感じられる「シャブリダンプフレール」辛口でスッキリとしている「シャブリラ・ピエレレ」上品で繊細さを持つ「シャブリセリエ・ド・ラ・サブリエール2015」華のような香りとキレのあるドライな口当たりの「シャブリラブレ・ロワ」フレッシュさとフルーティーさを揃えたスッキリとした「シャブリルイ・スフロ」が挙げられます。

一方、格付けの高いシャブリで高価だけどおススメなシャブリワインは、程よい厚みが特徴な「シャブリ・グラン・クリュ・レ・クロ/ドメーヌ・クリスチャン・モロー」アロマとミネラルと酸が調和された「シャブリ・グラン・クリュ・レ・クロ/シモネ・フェブル」余分な樽香をつけずに熟成させ、フレッシュ感とまろやかさを持つ「シャブリ・グラン・クリュ・レ・プリューズ/ジャン・マルク・ブロカール」真のシャブリとも言える濃厚なミネラルと優れた凝縮感を持つ「シャブリ・グラン・クリュ・ブーグロ・コート・ブーグロ/ドメーヌ・ウィリアム・フェーベル」が挙げられます。

 

シャブリの飲み方

シャブリは8度から10度くらいに冷やして飲むのが適温とされています。長時間冷蔵庫に入れていた場合は外に出して少し休ませてから飲むのがおススメです。

ですが、シャブリの中でも適温は異なります。上級とされる「グランクリュ」や「プルミエクリュ」は10度から12度くらいの少し高めの温度で飲むとまろやかさを楽しめ、手頃な値段で手に入る「シャブリ」や「プティシャブリ」は冷蔵庫でしっかりと冷やすと酸味が引き締まります。

また、シャブリは大きすぎないグラスで飲むことをおススメします。大きいグラスだとシャブリの香りがぼやけてしまうからです。飲んでいるうちにワインの温度が上がり、味が落ちてしまいます。ワイングラスには注ぎ過ぎないようにし、底から3割くらいの位置にとどめます。

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