フランスに来て、困ったのが生理用品です。
質があまり良くなくて、日本のようにフワフワしたものがないんです。
日本から持って来たり、送ってもらったりしている人も多いようで、私も以前はそうしていたのですが、だんだんめんどうになってやめました。
そして、一人目の産後から、布ナプキンデビューしちゃいました。
でも洗うのが面倒じゃないかな?って思いませんでしたか?
洗い方について書いてみますね。
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関連記事→布ナプキンの洗う方法は?作るのは簡単?
布ナプキンを洗うときに必要なもの
◇バケツはつけ置き洗いに絶対必要です。
2L以上のバケツを用意しておきましょう。
◇洗剤
洗剤は布ナプキン専用の製品やセスキ炭酸ソーダを使って作る洗浄液などを利用します。
私はこれらが手に入らないので、重曹を使っています。
関連記事→重曹で掃除!風呂はどうやって洗う?フランスでどこで買える?
◇洗濯ネット(洗濯機を使う場合)
洗濯機を使う場合、そのまま洗うと布ナプキンの形が変形してしまう恐れがあるので洗濯ネットを利用しましょう。
布ナプキンを快適に使うための基本的3ステップ
◇その1.予洗いでざっと経血を落としましょう使用後のナプキンはぬるま湯で汚れている部分を軽くすすぎ、大まかに経血を落としておきましょう。
水で濡らして経血を薄め、取れる汚れを取っておくことで洗いやすく、後の工程を楽にすることができます。
関連記事→布ナプキンの使い方はどうすればいい?
◇その2.洗剤を溶かした水に漬け込みましょう予洗いで汚れを落とした布ナプキンは汚れた面を下にして漬け込み、半日から一日程度放置しておきます。
洗剤の種類によって水の量は変わってきますが、目安としては2リットルの水でナプキン4、5枚を漬け置きすることができます。
とはいっても、4、5枚のナプキンを洗わずにいるのは嫌ですよね。
最初に1枚目のナプキンを漬けたら、その後交換した布ナプキンは予洗いしたものから上に重ねていけば大丈夫。
水が濁ってきたら新しい水に変えてあげましょう。
その時に匂いが気になる場合は、ティートゥリーのアロマオイルを垂らしておくと、殺菌効果もあるのでいいですよ!
関連記事→アロマオイル《ティートリー》の効能・使い方を紹介!
◇その3.もみ洗いか洗濯機で仕上げ洗いをしましょう漬け置きしたナプキンは、内部に含まれている水を押し出して流すように揉み洗いをします。
ゴシゴシと擦り合わせてしまうと形が変形してしまったり、布が摩耗して耐久性が無くなってしまうので気をつけましょう。
念入りに揉み洗いをして水が透明になったら手のひらと手のひらで挟んで押し出すように脱水します。
その後、さらに念入りに洗いたい場合は、洗濯ネットに入れて他の洗濯物と一緒に洗ってあげましょう。
ただし洗濯機を使う場合に柔軟剤を使用してしまうと表面に膜ができて経血を吸収しづらくなるので、柔軟剤は使用しないでください。
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布ナプキンを洗う時のおすすめ洗剤
◇セスキ炭酸ソーダの手作り
洗剤布ナプキンを洗うにはセスキ炭酸ソーダを使った洗浄液を使うことをお勧めします。
科学的な洗剤を使ってしまうと布ナプキンの吸収力が落ちてしまったりするので気をつけましょう。
セスキ炭酸ソーダを水700から800mlに対し約5グラム溶かせば洗浄液ができあがるので、コストパフォーマンスも抜群です。
重曹を使う場合は、同じ量で、セスキ炭酸ソーダの代わりに重曹を入れてください。
◇市販にも布ナプキン専用洗剤があります
自分で作るのは面倒と言う方向けに、布ナプキンを作っている会社が専用の洗剤を多数発売しています。
布ナプキンを購入するときに一緒に探してみてもいいですね。
関連記事→布ナプキンで生理痛が緩和?身体が温まる?
布ナプキンを洗う時の注意点
◇しっかり乾かして雑菌繁殖を防ぎましょう
布ナプキンを洗った後、しっかりと乾かさないと雑菌が繁殖し生臭い匂いが発生してしまいます。
経血を吸収するように吸水性が高くできているので、表面が乾いていても中が乾いていないことがあるんです。
デリケートゾーンに使用するものが臭いのは精神的にも衛生的にも嫌なものですよね。
布ナプキンを干すときにはなるべく天日干しを行い滅菌するようにしましょう。
天気が悪い日には完璧に乾くまでしっかりと干すことが大切です。
◇頑固な汚れでもごしごし洗いはNG!時間が経ってしまった場合や経血が多かった場合にはなかなか汚れが落ちないことがあるでしょう。
そんな時には漬け置き前の予洗いをしっかりと行い、漬け置きもいつもより長く行いましょう。
汚れが落ちにくいからといってゴシゴシと笑ってしまうと布ナプキンが痛み、長く使うことができなくなってしまいます。
関連記事→布ナプキンの洗い方、どうすればいい?
外出先で布ナプキンを取り換えたら...
◇ジップロック&ポーチで持ち帰りは完璧に!
布ナプキンは使い捨てではないので、外で交換したら持ち帰らなければなりません。
そんな時に役に立つのが、小さいサイズのジップロックとトイレに持ち込めるポーチです。
防水ポーチでも良いのですが、そのまま入れてしまうとファスナーの隙間などから匂いが漏れてしまう可能性があります。
ジップロックにナプキンを入れてから、ポーチにしまえば人に見られる心配もにおいが漏れる心配もなく、簡単に持ち運びすることができておすすめですよ。
◇携帯スプレーで洗剤を持って行けば洗濯も簡単布ナプキンを外で取り替えるときには、小さな携帯用のスプレーに洗剤を入れて一緒に持っていきましょう。
経血は時間が経って固まると洗濯の時に汚れが落ちにくく、布を痛めてしまう原因にもなります。
布ナプキンを取り外した時に汚れた部分に洗剤のスプレーをして吹きかけておけば、帰ってきてから洗濯しても汚れが落ちやすく楽に洗えちゃいます。
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