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花粉症ってフランスにもある?どう対策する?

 

日本ではいよいよ本格的な花粉症の季節に入りましたね。

だんだんと暖かくなってきて気持ちのいい春の始めですが、花粉症持ちにとってはツラい季節です。

今回はフランスの花粉症事情についてご紹介します。

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フランスの花粉症

多くの日本人にとっては、ヨーロッパにも花粉症ってあるのだろうか?という所から疑問ですよね。

フランスの花粉症患者は日本よりは少ないですが、花粉症はあります。

花粉症反応が多く出る樹木は糸杉(西洋ヒノキ)、樺、トリネコで、その他にはマロニエ、ミモザ、プラタナス、ブタクサ等があります。

症状は多少の個人差があるものの、日本の花粉症とほとんどかわらず、目やのど、皮膚の痒み、鼻水、くしゃみ、頭痛等が一般的な症状です。

フランスではここ30年ほどで花粉症患者が急増していると言われており、現在ではフランス国民の約20%が花粉症持ちでそのうち約10%が診療に訪れるらしいです。

花粉症を発症する時期ですが、これは毎年多少の差がありますがだいたい3月下旬~約2ヶ月です。

ただ今年のフランスは暖冬だったためか、例年に比べ早く2月の終わりから少しづつ症状が出始めているように感じます。

このようにフランスにも花粉症はあるにも関わらず、日本に比べるとフランスのメディアは花粉症に関してはほとんど取り上げず、対策の薬などのコマーシャルもほぼ皆無です。

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フランスの花粉症対策

ではフランスではどのように花粉症対策が行われているかというと、重症患者はお医者さんで抗ヒスタミン薬を処方してもらいます。

多くの場合これは錠剤なのですが、それを1日1回、花粉症のシーズンが終わるまで飲み続けるというものです。

私自身もフランスで、数年前あまりに花粉症の症状がつらくこの薬を飲んだことがあります。

効果はあるのですが、副作用が強くでてしまったことと、長期間服用し続けなければならないという点が気になり結局やめてしまいました。

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薬を使わない対策

薬を使わない対策方法ですが、フランスではこんなものがあります。

・ブロッコリーを食べる

・蜂蜜をなめる

・帰宅後、髪の毛を洗う

・サングラスをかける

・部屋でハーブ系のアロマテラピーを炊く

花粉症持ちの筆者の個人的な意見ですが、これらの原始的な対策は正直あまり効果は感じません。

何もしないよりはマシという感じです。

ちなみにこちらではマスクをしている人はいません。

日本では花粉対策の代表的な方法の1つであるマスク着用ですが、こちらではマスクしている人は不審者か、大変な感染病にかかっている人、に見られてしまうためマスク着用は躊躇ってしまいます。

また鼻スプレーや目薬は炎症を抑えるためにかなり使用されています。

鼻スプレーは筆者は使い慣れていないせいか、とても使いづらくまた効果も感じられませんでした。

ここからは様々な対策方法を試してみた筆者が個人的に効いた!!

+副作用もなかった!と感じた薬局で購入できる市販薬です。

・Phytostandard de cassis et plantain 植物由来の錠剤です。

使用説明欄には1日に1~2錠を2週間以上服用することを推奨していますが、症状が出ている時に服用するだけでも効果を実感することができます。

・Api-Ar Allermin Gouttes Flacon こちらも植物由来です。

小瓶に入った液体の薬です。使用方法は1日1~6回、舌下に4~8滴たらすだけです。使用量、回数は症状の重さによって自分で決められるのも良い点です。

こちらも症状が出ている時のみの使用で大丈夫です。

また薬ではありませんが//www.pollens.fr/en/widget/こちらのサイトは役に立ちます。

日本で言う、花粉予報のようなもので、地域ごとにどの程度、またどの種類の花粉が飛散しているか細かく分かります。

私は花粉の季節にはほぼ毎日このサイトにアクセスし、花粉が大量に飛んでいる日は洗濯物を室内に干したり、できるだけ外にいる時間は少なくしたりしています。

後半はほぼ筆者の花粉症対策に関する体験談になってしまいましたが、フランスで花粉症に苦しむ方々にとって少しでも参考となれば幸いです!

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