少しずつ寒くなり、クリスマスも近づいてきましたね。
街中でもチラホラとイルミネーションを見かけるようになりました。
さて、日本ではクリスマスといえば恋人と過ごす日というイメージがありますが、フランスでは全く違います。
クリスマスの日本の過ごし方と外国の過ごし方の違いについて書いてみますね。
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クリスマスとは
まずはクリスマスについて書いてみます。
クリスマスは英語だと「Christmas」と記載しますが、これは「キリスト(Christ)のミサ(mass)」を意味しています。
ちなみにフランス語だと、クリスマスは「Noël(ノエル)」というのですが、これはラテン語から来ており「誕生日」を意味します。
クリスマスである12月25日はイエス・キリストがおよそ2000年前にこの世に生まれたことをお祝いする日です。
ちなみに、12月24日はクリスマス・イブですが、イブ(Eve)はイブニングを意味して夜を表します。
これは、現代ではクリスマスの前の夜ということになるのですが、ユダヤの暦の上では日没から一日が始まっているので、元々クリスマスはイブから始まっていました。
日本のクリスマスの過ごし方
クリスマスにチキン
日本のクリスマスのイメージといえばケンタッキーフライドチキンなどのチキンでしょうか。
なぜクリスマスにケンタッキーのチキンや、そのほかのお店でもその時期にチキンを売られるようになったかというと、日本のビジネス上の戦略があったといわれています。
もともと、チキンをクリスマスに食べる習慣はなかったのですが、クリスマスはチキンという風に宣伝をしたのが始まりで、日本に執着しました。
クリスマスにはイチゴのショートケーキ
クリスマスに向けてケーキが売り出されます。
最近では、色んな種類のケーキが増えてきましたが、一番思い浮かぶのは、イチゴのショートケーキでしょうか。
フランスでクリスマスにイチゴのショートケーキを食べることはないです。
その前に、フランスだと、日本で食べているようなフワフワのスポンジのショートケーキというものが存在しません。
クリスマスは恋人とデート
日本ではクリスマスは恋人同士でロマンチックに過ごす日という認識がありますね。
そして、恋人がいなくて、デートの予定がないと、クリスマスが近づくにつれて、テンションが下がってきます。
そして、色んなレストランやホテルなどでも、恋人向けに演出された、クリスマス限定のプランなどが用意されています。
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外国のクリスマスの過ごし方
クリスマスにチキン?
クリスマスにチキンは食べるのですが、フランスの場合はチキンというよりも七面鳥の丸焼きが多いです。
この時期になると、スーパーに専門の売り場も増えて、大きい七面鳥がたくさん並びます。
ちなみに、フランスでは、クリスマスといえば、フォアグラ、生ガキ、キャビア、スモークサーモンを前菜で食べることが多いです。
そしてメインに七面鳥などのお肉、豪華な場合は魚系も食べ、チーズ、デザートと続きます。
料理に合わせてワインも色んな種類が並びます。
クリスマスにケーキ?
クリスマスにはケーキは食べるのですが、先ほど書いた通り、フワフワのスポンジのケーキというものがないので、クリスマスはブッシュドノエルを食べる人が多い気がします。
ちなみに、日本でブッシュドノエルというと、周りは生クリームなのですが、フランスのブッシュドノエルはバタークリームでデコレーションされています。
このバタークリームがとにかく甘いです。
もともとフランスのデザートは日本のものより甘いものが多いです。
クリスマスは家族で過ごす
最初に説明した通り、クリスマスはカトリックの国ではとても重要な日です。
フランスではクリスマスは日本のお正月のように家族で集まってお祝いします。
12月24日は日本の大みそかのように、お店などは早く閉まってしまい、25日は殆どのお店が空いていません。
逆にお正月は友達などと過ごすことが多く、1月1日はお店も空いていないのですが、日本の正月のような盛り上がりは全くありません。
ちなみに昨今、フランスでもカトリックでない人も増えてきているので、そういう人たちは特にクリスマスを家族でお祝いしない場合もあるようです。
いかがでしたか?
日本と外国(フランス)のクリスマスの違いがわかっていただけましたか?
ぜひ参考にしてみてくださいね。
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