フランスはアロマテラピー(アロマセラピー)がメジャーで、薬局でアロマオイル(精油)を買うことが出来ます。
きちんと薬剤師に相談しつつ、オイルを選ぶことも出来ます。
沢山種類があるので、それぞれのオイルの効能や効果、使い方について説明してみますね。
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ティートリーについて
ティートリーはフランス語だとarbre a the(アルブル・ア・テ)と言い、お茶の木と言う意味で、英語のそのままですね。
ティートリーといえば殺菌、と言われるほどティートリーの代表的な効果・効能は殺菌作用です。
バクテリア・真菌類・ウイルスというすべてのグループに対して強い殺菌作用・抗菌作用を持っています。
この殺微生物作用は医学界からも注目され始めているそうですよ。
また、白血球を活性化して免疫力を高めるともいわれているので感染症対策にもとても優れている精油の一つです。
また、鎮痛・消炎作用もあるので、気管支炎や鼻炎にもよく、うがい薬の代用として使ったり、吸入して鼻や喉粘膜に作用させたりします。
精油は原液で使うと濃度が濃すぎて刺激が強いため目的に応じて無水エタノールやオイルなどで希釈して使います。
うがい薬として使う場合は、無水エタノールで希釈してもいいのですが、口腔内に含むためディスペールというさらに人体にとって刺激の少なく安全なエタノールを使用する方が個人的にはいいと思います。
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ティートリーの使い方
そのディスペールで希釈し、あとは水を加えてよく混ぜるだけで出来上がりです。
吸入する場合は、同様に希釈したティートリーを紙コップに入れ、お湯を注ぎます。
その湯気を鼻や口からしっかり吸うように深呼吸すればいいのです。
吸入するときはコップの口に吸入する部位(鼻や口)を近づけたあと、湯気が逃げないように手で覆うといいですね。
コップをボールに変えて、頭からすっぽりバスタオルで覆う、という方法もあります。
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他にも、カオリン、という鉱物を主成分とした粘土の粉末があるのですが、これを使って手作りの歯磨き粉を作ることもできます。
カオリンには、吸収・吸着・洗浄作用があり、余分な汚れを吸着してくれるためパック剤などにも用いられています。
カオリンの吸着性とティートリーの殺菌作用と組み合わせるととても理にかなった歯磨き粉になるのです。
ただ、カオリンは鉱物なので少し癖のある味がするので好みが分かれてしまいます。
私も正直始めは苦手でしたが、不思議なもので慣れてくると全く平気になります。
逆に市販の歯磨き粉では経験できないくらい、歯のつるつる感を感じることができるので、個人的にはお勧めです。
ティートリーの効能
また、ティートリーはフトモモ科でじめじめとした沼沢地帯に生育するため、水分を吸い上げて乾かすという性質があります。
この性質が化膿して膿の溜った状態の肌にとても効果を発揮するうえ、かすり傷の除菌にも使われます。
ただ、ティートリーは刺激が強いので肌につける場合は原液はやめましょう。
化膿した部分に使う時はクリームやジェルに混ぜる、除菌に使う時はスプレーを作る、などするといいですね。
また水虫対策にもティートリーはいいですし、風邪やインフルエンザが流行っているときには空気を清浄してくれるのでティートリーのスプレーはとても便利です。
ただ、肝心の香りですが、森林系・木材っぽい香りでややツーンと鼻に抜けるような感じがします。
それが苦手、という人もいると思いますがそういう時は他の精油をブレンドするといいですよ。
直接肌に使う時は『エッセンシャルオイル』という表記のものを使わないでくださいね。
人工的に生成しているので、本物のティートリーから抽出しているものではありません。
またティートリーの特徴でもある殺菌力がどれほどなのか、未知数です。
香りを楽しみたいのであれば十分なのでご自身で判断してくださいね。
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