ヴィオニエとは?ワインの特徴やおすすめ紹介!

ワインは色んな品種のブドウを使って作られます。それぞれの品種によって、特徴が違い、また配合やどこで作られるかによっても、ワインの味が変わってきます。
ヴィオニエの品種の特徴やおすすめのワイン、一緒に食べると美味しい料理などについて説明します。
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もくじ
ヴィオニエのワインの特徴
ヴィオニエの品種の特徴は、華やかな香りと果実味になります。上質な香りと上品な酸味を持ち、豊かな香りを持ちます。フローラルな香りとフルーツの華やかな香りが融合されたものです。
ヴィオニエのワインの特徴は、軽い甘口で、酸味は弱いことです。酸を程よく感じることができます。普通のワインとは違い、果実味を強く感じることができます。
アルコール度数は12.5%から15.0%くらいとされています。ヴィオニエが栽培される産地によって香りが変わるのも特徴です。
香りに繊細さがあるワインなので、ヴィオニエを使ったワインの醸造は難しい特徴も持ちます。病気にかかりやすく、収穫時期が早すぎても遅すぎても香りが損なわれてしまうので高い栽培技術が求められます。
ヴィオニエの品種
ヴィオニエはフランス南東部に位置するローヌ地方の北部コンドリュー地区で主に生産されている白ワイン用のブドウ品種です。ブドウは小さくて皮が薄く、房が小さめなのも特徴です。
糖度が上がりやすい品種ですが、酸が落ちやすい品種でもあります。強い香りがあるので、厚みのあるワインに仕上がります。
病気にかかりやすい品種なので栽培が難しいと言われています。そのため、収穫量に対してワインの生産量が多くないので、大量生産には向かない品種です。
古くはローマ時代からあったと言われる古い品種ですが、60年代になると絶滅寸前の状況となってしまいます。ですが、80年から90年代になって醸造家達の間で注目されるようになり、世界中で栽培されるようになりました。
ヴィオニエの主な産地
原産地はフランスのローヌ地方北部のコンドリューの村です。最初は原産地周辺のわずかな土地でしか栽培されていなかったのが、80年代に人気が出てからは栽培地が拡大されるようになり、今では代表する産地となっています。
それだけでなく、栽培エリアが世界各地に広がっており、カリフォルニア、ワシントン、オーストラリア、南アフリカ、ニュージーランド、ギリシャ、日本でも栽培されています。
カリフォルニアやオーストラリアで栽培されたヴィオニエは赤ワインのシラーズを加えてより味わいや色みを豊かにしている方法を取り入れられています。
ヴィオニエの栽培に適した気候は十分に暖かい気候が良いです。暖かい気候で栽培することで、ブドウが理想な糖度となり、良質なヴィオニエを収穫することができます。
ヴィオニエは十分に熟するために暖かさが必要で、暖かさにより良いアロマを生み出してくれます。ですが、暑過ぎてしまうと熟し過ぎてしまい爽やかさが無くなってしまいます。
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ヴィオニエの味や香り
果実で言うと桃や梨、お花で言うとスミレを感じさせる香りがあります。リッチでコクのある果実味を感じられます。また、とろみを感じられるような粘りも感じます。
華やかでゴージャスな味わいのブドウで、後味は生姜や白コショウのようなスパイシーさもあります。口に入れると色々な香りや味が広がり、オレンジやアプリコット、ジャスミン、甘いスパイスのような香りやハチミツといった様々なアロマが現れます。フローラルさとフルーツの華やかさの両方を存分に感じられます。
ヴィオニエのワインのおすすめ
「ヤルンバワイシリーズヴィオニエ」「ヤルンバエデンヴァレーヴィオニエ」「オックスフォードランディングヴィオニエ」の3つが挙げられます。
「ヤルンバワイシリーズヴィオニエ」はは白桃やメロンのような柔らかい果実味にユリのような華やかさのある白い花の香りをプラスして、後味は白胡椒のようなピリッとしたスパイシーさをもちます。コクのある果実味とまろやかで穏やかな酸味をもつワインです。
「ヤルンバエデンヴァレーヴィオニエ」は杏や黄桃、赤肉のメロンのような甘くてジューシーな果実味にきんもくせいのような甘い花の香りも感じられ、白胡椒のようなピリッとした後味があるワインです。粘性のある果実味と穏やかな酸味、みずみずしさとコクのある味わいのワインです。クリーム系のこってりな料理と相性が良いワインです。
「オックスフォードランディングヴィオニエ」は南オーストラリアが産地のヴィオニエを使っています。熟した黄桃や杏のような甘い果実の香りとオレンジマーマレードのような爽やかな香りに白胡椒のようなスパイシーな香りを持ちます。果汁があふれ出すような果実味を持ち、酸味が穏やかまろやかな味わいを持つ辛口ワインです。
ヴィオニエに合う料理
ヴィオニエを使ったワインは、果実とお花の香りの中にスパイシーな香りを持つので、ピリッと辛い中華料理やエスニック料理と相性が良いです。スパイシーな料理にスパイシーな香りを持つヴィオニエワインはおススメの組み合わせです。
また、ブルーチーズなどクセの強い食材とも合います。クセの強い食材はワインの味を台無しにしてしまう印象がありますが、ヴィオニエはクセのある食材とも合わせてもワインの味をしっかりと感じます。
寿司や刺身とも相性が良く、食材であれば海老との相性は抜群です。グリルした魚料理など魚との相性も良いです。
よって、幅広い料理と相性が良いワインと言えます。
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