最近、暑くなってきましたね。夏といえば冷えたビールだと思いがちですが、実はワインにも夏におすすめなものや美味しい飲み方があるんです。友達の家によばれたときなどワインを持っていったらおしゃれで喜ばれること間違いなし!では夏におすすめなワインについて説明しますね。
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もくじ
夏のワインのおすすめ〈赤ワイン〉の選び方
料理とのマリアージュを楽しむという意味では最高のお酒である赤ワイン。そしてその芳醇な香りもしっかりと楽しむためには温度も15℃前後にしておくのが一般的ですが、夏場ではさすがに重厚なボディはちょっとツライ、と感じることもないわけではありません。実は赤ワインにも冷やして飲む方が引き締まった酸味、果実味を堪能できるような銘柄は存在しており、それらでは7~10℃前後の温度にしておくと美味しく飲めるのです。
その選び方ですが、渋みを強調したようなものは冷やすとさらにそれが強まってバランスが悪くなってしまうのでまずは渋みの軽いものを選ぶようにしましょう。そしてフルーティーで華やかな果実味の味わいがしっかり備わっているものを選ぶことがおすすめで、これは冷やすことで、よりフルーツテイストがアップするので夏場には爽やかに飲むことができるのです。
夏のワインのおすすめ〈白ワイン〉の選び方
白ワインは赤ワインよりも冷やした温度で飲むことを推奨されるお酒ですので、基本的にどの白ワインを飲んでもいいとは思います。スッキリした飲み口とキリッとした酸味は好みが分かれるとはいえ、カルパッチョからもっと手の込んだ料理まで、魚介メインの料理とはどんなものとも相性が良いです。
また白ワインには赤ワイン以上に殺菌効果があるので、食中毒を防止するという意味でも魚介と合わされてきたようですね。まあこれはあくまで料理とのマリアージュを楽しむということですので、軽いおつまみのみ、後はワインをメインに飲むという場合では酸味が強すぎるものはよほど酸味の耐性が強い方以外では飲み続けることは辛いかもしれません。そういった場合は甘口のものを選ぶとゴクゴク飲めるのでおすすめです。
夏のワインのおすすめ〈ロゼ〉の選び方
淡くて薄桃色の見た目が可愛いくてきれいなロゼワインは、本場のヨーロッパでは春先から夏場にかけて味わうのが一般的で、まあこの時期の風物詩ともなっているくらいなんです。特にフランスでは白ワインを凌ぐほどの人気もあり、パーティーシーンだけでなく普段の料理と合わせるようなスタイルも好まれていて、赤ワインの渋み、白ワインの爽やかでフレッシュな味わいのどちらも内包しているので料理との相性も幅広いので日本の夏でも使えるワイン。
まあ料理に合わせたいのでしたら辛口のロゼを選ぶのが無難でおすすめですし、サッパリ飲みたいのでしたらフルーティーなタイプを冷やして飲むと口が疲れないまま長い時間楽しむことができるでしょう。
夏のワインのおすすめ〈スパークリング〉の選び方
スパークリングワインは炭酸がきめ細かく、フルーティーで酸味のバランスがとれた口当たりの良いお酒であり、意外と食事に合わせるのも楽しいワインです。夏場ではエレガントな気分でスッキリしたのどごしを楽しめるわけですが、比較的軽めの料理と合わせるのがおすすめの飲み方で、辛口のものでは野菜炒めや鶏肉料理、サラダなどが良く合うでしょう。
また甘口のものは本当にカクテルやジュースのように飲めるようなものがありますので、これらを選ぶときは冷やしてそのまま飲めばいいと思います。スパークリングワインも他のワインと同様に高級品ともなると数万、数十万円と天井知らずの値段となってしまいますが、もちろん1000円台でも美味しいものはたくさんあるので色々試してみるのもいいでしょうね。
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夏のワインのおすすめ〈シャンパン〉の選び方
スパークリングワインの中でも高級品の代名詞、それがシャンパンです。フランスのシャンパーニュ地方で厳格に定められた製法にて生産されたものだけをシャンパンと呼称することが許されており、日本ではキャバクラやホストクラブでとかく下品なゴージャス感が先行していますが、爽やかな炭酸と酸味の奥底に熟成感が感じ取れるなど複雑でエレガントな味わいが唯一無比のものとして知られているのです。
高級品ではあるのであまり普段の生活の中でポンポンと購入していくものでありませんが、どうせ購入するのであれば品質管理をしっかりした専門店やクール便で届けてくれるネットショップを利用するようにしましょう。これはシャンパンはとても繊細なお酒ですので保存がいい加減な店舗のものは劣化が進行してしまうからです。
夏のワインの保存方法は?
ウイスキーやブランデーと比べると保存するのが難しいワイン。寝かせると味が良くなると思って押し入れなどに保管しておくと、ほぼ100%劣化するだけですので保存には特に気を遣わなくてはならないのです。ワインセラーを持っているとかなり楽ですが、すべての人がそんなものを持っているわけではありませんので、特に気をつけておくべきポイントをいくつか押さえておきましょう。
まずワインにとって大敵は「光」で、直射日光などは論外ですが、実は蛍光灯の光もできれば避けたいものなのです。ですので暗い場所に保管というのは鉄則で、それに加えて湿度や温度を気を遣わなくてはならず、まあ温度変化の少ない床下、そして冷蔵庫が無難とはなります。それでも数か月程度をめどにしておく方がいいでしょう。
ですので基本的には飲む予定がもう見えているタイミングで購入することをおすすめします。またコルクは臭いを通してしまいますので、野菜などと一緒に保管するのもやはり避けるようにしましょう。
夏のワインにおすすめなおつまみは?
時間をかけて作った料理とのマリアージュが素晴らしいワインですが、夏場はそこまでガッツリ系の料理をいつも食べるわけにはいきません。ですので軽めの料理と合わせるのが夏のワインの基本スタイルで、やはりカルパッチョやアクアパッツァなどの魚介系、豚肉や鶏肉を使ったあっさり系料理などがおすすめとなります。
おつまみとなるとチーズやサラミ、軽いスナック、そしてそれらを使ったカナッペなども良いでしょう。おすすめなのはサラミで、特に周囲に白カビの付着したものでは熟成によって水分が減少しているため肉の味わい、旨みが凝縮されているのです。赤ワインや白ワインどちらにも合わせられるので、未体験の方はぜひ試してみてください!
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