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メルローとは?ワインの特徴やおすすめ、味を紹介!

ワインは色んな品種のブドウを使って作られます。それぞれの品種によって、特徴が違い、また配合やどこで作られるかによっても、ワインの味が変わってきます。

メルローの品種の特徴やおすすめのワイン、一緒に食べると美味しい料理などについて説明します。

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メルローのワインの特徴

メルローはカベルネ・ソーヴィニヨンの補完用の黒ぶどう品種としても知られており、育つ湿度や温度がそれぞれに違うため、いわば生産者にとっては保険商品のようなものと言えます。

味の特徴は、どっしりとしたカベルネ・ソーヴィニヨンの重厚な味と比較するとやや軽やかな味わいで、牛肉よりは鶏肉などのあっさりした味付けの料理や、スイーツによく合わせやすいと言えます。また、そのため和食にも合わせやすく、比較的に日本人に好まれる品種と言えます。

 

メルローの品種

メルローはフランスのボルドー地方が原産で、世界各国で広く栽培されています。

フランス産の黒ぶどうの中でも最も生産量が多く、世界においてもカベルネ・ソーヴィニヨンに次いで2位の生産量を誇り、様々な地域のどんな土壌でも育地やすい生命力と早熟な品種であることが特徴で、まろやかで女性のような柔らかさを持ち、世界のどんな地域でも育つ通り、世界中の誰もに好まれる、万人向けのワインの品種の一つとして知られています。

 

メルローの主な産地

メルローは世界のどの地域でも育ちやすい品種です。この品種はもともと他の品種では難しい寒冷地でも育つタフさを持っており、カベルネ・ソーヴィニヨンやピノ・ノワールのような品種には適さない日本のような高温多湿でもよく育ち、例えば長野県の塩尻市が有名でこの土地の粘土質土壌がメルロー種にとってはとても育ちやすい環境となっているようです。

その他の地域としてはフランスのほか、北米、南米、豪州、南アフリカなどでも多く栽培されています。長収穫時期は主に9月〜10月で、カベルネ・ソーヴィニヨンよりも早く収穫が終わります。

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メルローの味や香り

味はカベルネ・ソーヴィニョンのように酸味やタンニンはあまり強くなく、ピノ・ノワールのような、繊細さや華やかさとは違う、まろやかさと柔らかさを持っています。

香りはカベルネ・ソーヴィニョンがスミレやカシスのような香り、ピノ・ノワールがチェリーや梅のような香りとするならば、メルローは強いて言えばブラックチェリーやチョコレートのような香りといえば良いでしょうか。

味も香りもカベルネ・ソーヴィニョンとピノ・ノワールの良いところを併せ持った品種です。

 

メルローのワインのおすすめ

メルローでも高級ワインから安ワインまでピンからキリまでありますが、あえてコストパフォーマンスに優れたワインを選ぶとすれば、ドメーヌ・ポールマス・ラフォルジュ・エステート・メルローでしょうか。

1000円台のワインながらで堂々とした香りと味わいは数千円のワインと比較しても引けを取りません。ちなみにこのワイン、イギリスのカーディアン紙が毎年発表する英国TOP100ワインとして殿堂入りしたワインとしても有名です。

 

メルローに合う料理

メルローはカベルネ・ソーヴィニョンのように酸味やタンニンはあまり強くなく、重厚さがないため、牛肉や濃いソースなどを使った料理よりは、あっさりした鳥料理や和食などに合うと思います。また、ケーキなどのスイーツにもよく合うのですが、おまんじゅうやお団子など和菓子にも意外と合うのが驚きです。

メルローの持つまろやかさと柔らかさとが日本食の持つ繊細な味わいとマッチするのでしょう。ちなみにチーズはウォッシュタイプのチーズが最も合います。

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