リースリングとは?ワインの特徴や産地を紹介!おすすめは?

ワインは色んな品種のブドウを使って作られます。それぞれの品種によって、特徴が違い、また配合やどこで作られるかによっても、ワインの味が変わってきます。
リースリングの品種の特徴やおすすめのワイン、一緒に食べると美味しい料理などについて説明します。
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もくじ
リースリングのワインの特徴
リースリングは白ワイン用の品種で、ドイツ原産です。ドイツで生産されるリースリング種のワインは甘口に仕上げられることが多く、花のような上品な香りと心地よい甘味を楽しめます。最高級なものとなると蜂蜜を連想させるようなまったりとした味わいを楽しめます。
ドイツの中でもモーゼルとラインガウで特に生産されています。モーゼルは繊細さと透明感のあるリースリングワインに仕上がり、ラインガウは力強さとエレガンスさを持つリースリングワインに仕上がります。また、オーストリアでも栽培されており、こちらは辛口に仕上げられることが多いです。
近年は辛口ワインが好まれるようになったことから、ドイツでも辛口のリースリングワインが造られるようになっています。リースリングを使ったワインは、アルコール度数がやや低めなので飲み口が優しく、飲み疲れしない味わいなので飲み慣れていない方や初心者にもおススメです。リースリングは強い酸味を持っているので、長期熟成能力が高いワインとなります。
リースリングの品種
リースリングはドイツの代表品種であり、甘口から辛口まで味わいの幅が広いワインを造ることができる品種です。リースリングの原産地はドイツのラインガウ地方とされています。古くから栽培されている品種で、ドイツ系の品種の中で最も古いものと言われています。
リースリング種は原産国であるドイツで主に栽培されていて、ドイツ国内で最も栽培されている品種です。
特徴は、実が小粒で房が小さいことです。色は淡い緑色から黄金色で、完熟すると赤茶色の斑点ができます。耐寒性が強く、冷涼な地域で育てると美味しくなります。冷涼な地域で造られているリースリングは涼やかでキリッとした酸味を感じるのが特徴です。
リースリングの主な産地
リースリングが主に栽培されているのは原産国であるドイツです。ドイツ以外だと、オーストリア、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドでも栽培されています。
リースリングは冷涼地での栽培が適している品種です。晩熟で耐寒性を持ちます。涼しくて、寒暖差のある気候がリースリングを栽培するのに適した条件です。
リースリングは発芽から成熟期間を経て、収穫期までが長く、収穫時期は他の白ワインの品種と比較して1ヶ月ほど遅く、晩熟系の品種です。8月下旬から9月くらいから収穫が始まります。
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リースリングの味や香り
リースリングを使ったワインは辛口から甘口まであらゆるタイプのワインが造られています。すっきりと硬さのある酸を感じられ、引き締まった果実味を味わえるのが特徴です。
特に甘口になると酸と残糖のバランスが調和され、軽やかで繊細な味わいとなります。香りとして白桃やレモン、白い花のような香りを感じられ、高級なものになると蜂蜜や機械油のような濃厚な香りが感じられます。若いうちはフルーツの香りが中心となりますが、熟成されると石油のような香りに変わります。
酸味と一緒に甘味も感じることができます。甘ったるさはなく、果実本来の甘味なので酸味とのバランスが良い味わいを楽しめます。
リースリングのワインのおすすめ
リースリングを使ったおススメのワインを3つ紹介します。
1つ目は「ピースポーターミヒェルスベルクリースリング」です。酸味の中にもフルーティーさがあり、優しい甘味があり、とても飲みやすいワインです。初心者におススメのワインです。和食と相性が良いです。
2つ目は「シュタインベルガー・リースリングカビネット」です。全ドイツの中でも有名なワインで、骨格のあるしっかりとした酸と上品な甘味のバランスが良く、ブドウの味わいが濃密なワインです。
3つ目は「ヒューゲル・アルザスリースリング」です。フランスのアルザス地方で造られたリースリングワインです。辛口の仕上がりで、マスカットを連想させる爽やかな香りでフルーティーさがあります。そのフルーティーさの中にコクもあり、フルーティーさとコクのバランスが調和されたワインです。
リースリングに合う料理
リースリングワインは白身魚や豚肉、ベーコンなどの食材と相性が良いです。透明感があるワインなので素材を活かす味付けをするのがおススメです。
料理として、海の幸を使った魚料理、貝を使った料理、鶏料理、冷製肉料理と相性が良いです。チーズと合わせたいなら、パルメザンチーズやモルビエチーズとよく合います。
また、リースリングは酸が強いのが特徴なので、中華料理と合わせるとサッパリと頂けるのでおススメの組み合わせです。
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