最近、暖かい日も増えて来て、フランスでは冬に雲っている日が多い分、少しでも天気がいいと、肌を露出する服装をしたり、カフェのテラスでワインやビールを楽しんでいる人も増えてきます。
日に当たるのはいいのですが、その一方で、最近、日光アレルギーに悩まされている人も多いそうです。
日光アレルギーという言葉を聞いたことがあるでしょうか?
世の中にはさまざまなアレルギーが存在しますが、太陽の紫外線を少し浴びただけで、じんましんや炎症、更には頭痛や吐き気といった症状を引き起こすものが日光アレルギーです。
赤ちゃんが先天的に持っている場合もありますが、花粉症のようにこれまでに少しずつ受けてきたダメージが積み重なってある一定のレベルを超えたときに発症する場合が多いようです。
また、一度発症してしまうと完治させるのはかなり困難だといわれています。
ではもし日光アレルギーを発症してしまった場合はどうすればいいのか?
今回は日光アレルギーに対して有効な習慣やアイテムをご紹介します。
[ad#rectangle]
有効なアイテム
まず日光アレルギーを発症するまでに皮膚に受けるダメージを減らすことで、発症を遅らせることができるという点が重要です。
そのために役に立つのが日傘です。
色は白や黒がほとんどですが実はあまり関係がありません。
どちらの色であっても日傘だけで紫外線を95パーセントカットできるといわれています。
また、商品によっては値段が張るもののそれ以上の遮断率を持つものもあるようです。
そして日焼け止めクリームも欠かせません。
日傘だけでは防ぎきれない肌の露出部分にクリームを塗っておくことによって遮断率は更にあがります。
重症である場合はお医者さんで処方してもらったものを使うべきですが、まだ発症しておらず予防目的で使われる場合は市販の物でまったく問題ありません。
特に4月から9月にかけては1年で最も紫外線量が多くなる期間となりますので日焼け止めクリームは必須アイテムとなるでしょう。
また、自転車に乗っている女性がアームカバーを付けている場面をよく見かけますよね?
実はかなりの高性能で、紫外線の遮断率が99パーセントなんてものがザラにあります。
今はアームカバーでもおしゃれなデザインのものが増えていますので、検索してみれば「あっ、これ付けてみたい!」というものが見つかるかもしれません。
おしゃれアイテムで紫外線も防げるのであれば一石二鳥ですね♪これらのアイテムを駆使することで日光アレルギーが発症するのを遅らせる、あわよくば生涯発症させないこともできるでしょう。
[ad#rectangle]
関連記事→プールの日焼け対策はどうする?日焼け止めは使える?
食生活と習慣
また、普段の食生活や習慣で症状を緩和させたり発症を防ぐこともできるといわれています。
日光が皮膚に当たった場合、大なり小なり活性酸素というものが生成されます。
これが皮膚を傷つけてアレルギーを引き起こすのです!
ですが柑橘類などのビタミンCを摂取することで活性酸素の活動を抑えてくれるのです。
それによりアレルギー反応の鎮静化が期待できるわけですね。
また、ストレス社会と叫ばれる現代にはなかなか難しいかもしれませんが、十分かつ良質な睡眠を確保することが大切です。
いや、もしかすれば睡眠こそが最も重要なのかもしれません。
我々の体は眠っている間に分泌される成長ホルモン(22時から翌2時までの間が最も多く分泌される)によって破壊された箇所を修復しています。
つまり眠っている間にリフレッシュされ前日の痛んだ部分を切り離しているわけですね。
ですのでいかに対策をバッチリとしても、睡眠がおろそかになればすべて台無しとなってしまうわけですね。
一般的には6~8時間眠ればよいと言われていますが、起きたときパッと目が開ければそれより睡眠時間が短くても問題はないと言われます。
このように、日光アレルギーを防ぐ、または発症した場合にどう付き合っていくかというのは私たちの体を守るだけでなく普段の食生活や健康に関する関心を上げることにも役立つようです。
まだ発症されていない方、もう発症されている方もこの機会にぜひ考え方を変えていき、前向きな気持ちで日光アレルギーと向き合っていけるようになるといいですね。
関連記事→紫外線対策はどうする?カットの方法は?
お勧め関連動画
[ad#rectangle]