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オレンジワインとは何?ロゼとの違いやおすすめを紹介

最近話題になっているオレンジワインって知っていますか?オレンジワインというくらいだからオレンジ色のワイン?ワインといえば赤白以外にもロゼもありますが、オレンジワインはロゼワインとは何が違うのでしょうか?オレンジワインの特徴やおすすめを紹介しますね!

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オレンジワインとは?

オレンジワインとは、白ブドウを原料に、赤ワインの製法を用いて造られたワインのことをいうのです。なんだかよくわからないですよね~。

通常、ワインにおいて、赤ワインは、黒ブドウを皮ごと入れて醸造するんです。皮が重要なんですね。そのため赤い色が出るんです。ということは、白ワインの場合には、白ブドウの皮などは除いて醸造します。じゃ、白ブドウの皮や種も一緒に仕込むとどうなるか・・・。それが、オレンジワインです。

オレンジワインは、白ブドウの皮由来の香りや、通常白ワインにない渋味を伴う複雑な味わいのワインになり、白ワインとは変わった味わいを楽しむことができます。

 

オレンジワインのブドウの品種と主な産地

オレンジワインの発祥の地は、ジョージア(昔の「グルジア」)地方にあるといわれています。素焼きの甕である「アンフォラ」を地中に埋め込み、そこでブドウを房ごと醸造したのがルーツといわれています。今でもジョージアではこのような伝統的な製法でワインが造られています。

ジョージアは、オレンジワインの主な産地であり、これにインスピレーションを得たイタリアのナチュール生産者「ラディコン」がブームに火をつけました。オレンジワインは、フランスやオーストリア、ドイツでもさかんにつくられています。

オレンジワインの品種は、白ワインで有名な「シラーズ」や日本の「デラウァア」でもよく作られます。

 

オレンジワインとロゼの違い

ロゼワインの一般的な製法は、最初の工程では赤ワインと同じく、黒ブドウを用いて、種や皮と一緒に醸造します。そして、濃い色のブドウが発酵して色づいたところで皮を取り除いて作られます。そのため、ピンク色のワインとなります。ロゼワインは、赤ワインと同じような製法で、皮を取り除くのですね。

一方、オレンジワインは、白ワインと同じく、白ブドウを用いて、種や皮と一緒に醸造します。簡単に示すと、ロゼワインは、「赤ワインー(皮+種)」であるのに対して、オレンジワインは、「白ワイン+(皮+種)」といった感じでしょうか。

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オレンジワインの美味しい飲み方

オレンジワインの魅力は、飲み心地は軽いのに、いつまでも余韻が残る凝縮された旨味や香りの複雑さにあります。白ワインとは、異なった果実味や濃厚な風味が楽しむために、まずは、よくワインを冷やすことが欠かせません。

オレンジワインの異なった風味を味わうには、比較しながら楽しむのが一番です。オレンジワインを3つほど用意してみましょう。出来れば、それぞれの風味や香りの特徴が異なるオレンジワインがよいですね。いろいろ比較しながら、ワインを味わうと、個々のオレンジワインのおいしさが引き立ち、とても美味しく味わうことができます。

 

オレンジワインのおすすめ

オレンジワインは、ジョージアが発祥ですから、まずは、「マカシヴィリ・ワイン・セラー・ルカツィテリ」 (ジョージア)はいかがでしょうか。値段も手ごろで、黄桃のような甘やかな果実味のある風味そしてオレンジワインの特徴である濃厚なワインの味を楽しめます。

「甲州 F.O.S・足利ココファーム・ワイナリー」は、沖縄サミットの晩餐会でも振る舞われ、とても話題となりました。そんなココファームでもオレンジワインが作られているのです。それが、『甲州 F.O.S』です。

除草剤を使用せず、天然酵母で醸造されますので、エコワインとしても楽しめます。

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