お祝いの時に飲んだり、友達の家に持っていったりするシャンパン。
高級そうなイメージはあるのですが、でもシャンパンって実際にはどんなものなのでしょうか?
気になったので、ちょっとまとめてみますね。
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シャンパンの種類
シャンパンとは、原料となる葡萄の品種である「ピノ・ムニエ」「ピノ・ノワール」「シャルドネ」の基本3品種に加え、2011年よりシャンパンの原料として認められた「ピノ・グリ」「ピノ・ブラン」「プティ・メニエ」「アルバンヌ」の4品種を加えた全7品種の葡萄を単独・または混合して造られたスパークリングワインです。
上記の限られた品種及び決められた製法にて、シャンパーニュ地方のみで産出されたものを「シャンパン(シャンパーニュ)」と呼びます。
これらの製法や品種の規定は政令により定められており、同じシャンパーニュ地方のスパークリングワインであっても、然るべき査定に通らなければシャンパンと銘打つ事は出来ないのです。
まさに「選ばれしワイン」と言える品な訳です。
関連記事→シャンパンのモエ・エ・シャンドンてどんなもの?価格はどれくらい?
シャンパンの美味しい飲み方
シャンパンを飲む際の適温は「4~8度」と言われています。
とはいえ個人的な好みで飲むのも乙なものですし、熟成度が高いシャンパンはやや高めの温度の方が、その芳醇さが際立って感じられます。
甘味の強いものであれば、キリリと冷やすとスッキリとした味わいになります。
これは一例ですので、いいシャンパンが1瓶手に入ったら、様々な温度で飲み分けてみるのも面白いですよ。
「冷え方ひとつでこんなに味が変わるのか!」と驚く事うけあいです。
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関連記事→ノンアルコールのスパークリングワインってどんなもの?シャンパンもある?
美味しいシャンパンを飲むためのグラスの形
そして、やはり「ワイン」というと無視できないのが「グラスの形状」です。
普通、シャンパンを飲むときによく使われるのが「フルートグラス」といわれるワイングラスです。
通常のワイングラスよりも細く長い形状をしている特徴的なグラスで、シャンパンと聞くとこのグラスを連想する方も多いのではないでしょうか。
このグラスの良いところは、シャンパンの空気に触れる部分の表面積が少ないため、発泡性が失われにくいという点です。
とはいえ、別にフルートグラスでなければいけないという訳ではありません。
通常の口広のワイングラスの方が、シャンパンの香りを楽しむという面では優れています。
こういった楽しみ方の違いによるグラスの使い分けなどが出来れば、スマートでカッコいい大人を演出出来るかもしれませんよ。
シャンパンに合う料理
色々とシャンパンの事について書き連ねてきましたが、肝心なところはまだ語っていません。
そう、ワインといえば、そのお供となる料理の事を語らずにはおれますまい。
…という事で、シャンパンに合う料理とは何なのか、たっぷりと語っていきたいところなのですが、実際のところシャンパンは何にでも合います。
こう書いてしまうと本末転倒なのですが、シャンパンはクセが少ないものが多いので、正直なところ「何でも合う」と言うのが本音だったりします。
しかしながら、ここは心を鬼にして、シャンパンに合う料理と合わない料理をピックアップしていこうと思います。
まず、シャンパンによく合う料理は、魚やさっぱりとした味付けの前菜系・果物・スイーツや和食などによく合います。
どちらかと言えば淡白な味付けの料理に向いている感じでしょうか。
逆に肉料理などのガッツリとした重い味付けの料理にはあまり向いていません。
シャンパン自体がさっぱりしているので合いそうなものですが、それだと料理にシャンパンの味が負けてしまう訳ですね。
とはいえシャンパンを飲むときに、「こうでなけてばいけない」というルールはありません。
自分の好きなように、自分が美味しいと思う楽しみ方を探すのも、ひとつのワイン好きとしての取るべき道ではないでしょうか。
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