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カヴァ(CAVA)のワインの特徴は?シャンパンとどう違う?

スペインのカヴァ(CAVA)というお酒を知っていますか?辛口のスパークリングワインで、暑い季節に飲むのにぴったりです。どういったものか、シャンパンとは何か違うのかなど、おすすめな商品と共に紹介しますね。

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スペインのカヴァ(CAVA)とは?

CAVAの産地はスペインのカタルーニャ地方で多く生産されています。

CAVAに使われるブドウ品種はマカベオ、チャレッロ、パレリャリーダが主要となっています。

果実味が爽やかで豊かで、口の中で感じられる重みやコクは弱く、辛口のワインで、キリッとした酸味があり、アルコール度数は10%から12%となっています。スッキリとした口当たりと優しい果実味を感じさせる飲み心地が良いのが特徴です。

香りはカリン、ライム、黄色いりんご、洋ナシを思わせるようなアロマを中心に、天然酵母やパンのような香りやアーモンドやトーストのような香ばしい香りも感じられます。

 

シャンパンとの違い

カヴァもシャンパンも製法は同じですが、製造の最終工程でカヴァは糖分を加えませんが、シャンパンは糖分を加える点が大きな違いです。

カヴァの生産地であるスペインは温暖な地中海気候で、ブドウが十分に熟するので糖分を加える必要がないのです。一方、シャンパンの生産地であるシャンパーニュ地方は冷涼な気候なのでブドウの酸味が強くなるため最後に糖分を加えて味を調節します。

カヴァは温暖な気候で栽培されたブドウを使われ、糖分を加える必要が無いくらいブドウの果実の旨味が濃く、香りが高くなります。

 

カヴァのおすすめ

低価格でおススメしたいカヴァのワインは「ヴィニデルサ・ドゥーシェ・シュバリエ・ドライ」です。酸味があり口当たりがサッパリとしていて、こってりした料理ともよく合います。

それから「グランバック」と呼ばれるワインもおススメです。ドライでスパイシーさがあり、料理の主張が強すぎない和食と合います。

また、低価格で甘口のカヴァワインとして「バック・カバ・エクストリシモセミセコ」もおススメです。フルーツやタルトなどのデザートとよく合い、甘口のワインとなっています。

がっつり辛口でスパークリングワインが好きな方におススメしたいカヴァワインとして「ロジャー・グラートロゼ・ブリュット」があります。爽やかな炭酸と味の濃い料理にも負けないアロマやフルーティーさを持っています。

スパークリングワイン好きにおススメしたいカヴァワインとして「1+1=3ブリュット」もあります。
ブドウの一番搾り果汁だけを使い、余計な味が無くスッキリとしたスパークリングワインで万人受けする仕上がりとなっています。

世界中にファンが多い「フレシネコルドン・ネグロ」もおススメのカヴァワインです。上質な味わいを楽しめ、辛口で飲みやすく、食中酒としても美味しく頂けます。

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カヴァの美味しい飲み方

カヴァを美味しく飲むには、グラスはシャンパーニュグラスやチューリップ型のグラスで飲むのがおススメです。美味しく飲める温度は冷蔵室に入れて、3度から7度です。よく冷やして飲むのがおススメです。カヴァを美味しく飲める期間は最長で2年間保存可能と言われています。

冷蔵庫で2時間から3時間しっかりと冷やしてから飲むのが良く、もし冷やす時間がない場合でもシャンパンクーラーや大きなボウル、容器に氷水を入れて瓶ごと冷やすのも速く冷えます。カヴァを購入する際に冷えているものを出してもらうのも美味しく飲むためのポイントとも言えます。

カヴァはよく冷えている状態で飲むのが一番美味しく、のどごしも最高です。

 

カヴァに合う食べ物

カヴァは発泡性があり、酸味がキリッとしていて、爽やかな味わいを持ち、スッキリとした口当たりです。カヴァは食前酒として飲まれることが多いですが、和食、中華、フレンチ、イタリアン、スペイン料理といった幅広い料理と相性が良いです。

また、果物や濃厚なチョコレートとも相性が良いです。

カヴァは冷たく冷やして飲むのが美味しいので、冷たい料理との相性も良いです。マリネやサラダ、ムースなど冷たくてサッパリとした料理とピッタリです。

爽やかさも持っているので中華料理など濃い料理とも合わせやすく、前菜からメイン、デザートまであらゆるメニューと幅広く相性が良いワインと言えます。

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