マルベックとは?ワインの特徴やおすすめ、味を紹介!

ワインは色んな品種のブドウを使って作られます。それぞれの品種によって、特徴が違い、また配合やどこで作られるかによっても、ワインの味が変わってきます。
マルベックの品種の特徴やおすすめのワイン、一緒に食べると美味しい料理などについて説明します。
スポンサードリンク
関連記事→ワインの産地や特徴を説明!フランス・イタリア・スペインなど
もくじ
マルベックのワインの特徴
マルベックはしっかりとした濃い色素を持った外皮で、ポリフェノールが多いです。黒ワインと呼ばれるほど濃厚な色のワインに仕上がります。
マルベックを使ったワインの特徴は黒ワインと呼ばれるくらい色が濃く、タンニンがしっかりとした仕上がりになることです。プラムやタバコ、干しブドウなどの香りが感じられ、パワフルな印象がありますが、熟成が進むと引き締まった仕上がりになります。若いものはブラックベリーの香りやスミレの香りが感じられます。果実の香りよりも花の香りの方が強いです。
5年以上熟成させると鉄分や獣の香りが感じられるようになります。インクの黒色に近い濃い色をしたワインが造られます。
マルベックの品種
マルベックはフランス西南部原産で赤ワイン用の品種です。「黒ワイン」と呼ばれるほど色調が濃く、小粒が果皮の色が黒っぽく、ポリフェノールの含有量が高く、酸は少ないです。
マルベックは赤ワインの品種の中での個性的な品種と言われています。それは、果皮が厚く「黒ワイン」と呼ばれるくらい色が濃いこと、そして非常にタンニンが豊富であることが個性的と言われる理由です。若いマルベックワインは花や化粧品を連想させる強い香りを感じるのもマルベックの特徴です。ポリフェノールが多く含まれているので健康に良いブドウでもあります。
マルベックの主な産地
マルベックはフランス原産ですが、アルゼンチンが主要な産地となっています。現在ではアルゼンチンが世界の栽培面積の9割を占めているとされており、マルベックの主要な産地となっています。アルゼンチンワインを代表する品種です。
アルゼンチンのマルベックはフランス産のものと比較してコクがあり穏やかで若くても飲みやすいワインです。アルゼンチンの強い日差しと寒暖差によって美味しいマルベックが育ちます。
アルゼンチンだけでなく、フランス、チリ、アメリカ、カナダ、北イタリア、ニュージーランド、南アフリカなどでブレンド用として栽培されています。マルベックの栽培に良い条件として、日照時間が必要なこと、そして涼しい気候でないことです。
マルベックの収穫はアルゼンチンは南半球にあり、北半球と季節が逆になります。北半球でいう秋にあたる3月から4月に手摘みで収穫が行われます。
スポンサードリンク
関連記事→ワイン用のブドウ品種の特徴を一覧に!おすすめはこれだ!
マルベックの味や香り
ブラックベリーやプルーンのような濃い色の皮の果実が持つ濃厚な果実味が感じられます。しっかりとした凝縮感があり、タンニンや酸味もしっかりしていて、力強くメリハリのある味わいがあります。
渋みが前面に出ることが少なく、肉厚でジューシーな果実味が強く感じることができます。果実味は煮詰めたジャムのような甘い味を感じられます。
マルベックの香りは梅干し、黒胡椒、チョコレート、ベーコンのような香りを感じられます。
マルベックのワインのおすすめ
「トリヴェント」はアルゼンチン産で、カシスやブラックベリーを思わせる深みのある香りがあります、凝縮感を感じられ、果実の充実感があるワインです。甘味がある滑らかなタンニンが心地よく、樽本来のほのかなバニラ香も感じられ、余韻を長く楽しめるワインです。
「カロアルマ」はアルゼンチン産で、ブルーベリーの香りやスパイスのような香りを感じさせます。果実の味が豊かで上品な味わいを楽しめます。
「エルグリル」はアルゼンチン産で、ブラックチェリーやプラムのコンポートのような黒い果実の香りとスミレの花のような香りが感じられます。若々しい果実の味と、酸がイキイキとし、程よいタンニンが感じられるワインです。
マルベックに合う料理
マルベックは力強さと濃厚さがあるワインなので、しっかりとしたお肉料理や脂分や塩気の強い料理と相性が良いです。鴨などのジビエ、アナゴともよく合います。
アルゼンチン産のマルベックワインは牛肉と相性が良いです。ハンバーグや肉じゃが、蒲焼、中華の炒めものといった家庭料理ともよく合います。
また、マルベックを使ったワインはコクのある甘みと風味、熟した果実の香りを持つので、ブドウを使ったお酢のバルサミコ酢とも合います。
関連記事→ワイン初心者にもおすすめ!種類や選び方のまとめ記事
美味しいワインが飲みたい方へ
私はワインが大好きで、毎日のように飲んでいます。しかし、ワインは種類が多すぎて、きちんと勉強をしてないと何がいいのかよくわからないですよね。 知り合いは、以前、日本未入荷ワインが毎月2本届く!ミシュラン星付きセレクションでのワインのセレクションをしていました。本当においしいフランスでのワインを現地でセレクトしていたんですね。 ワインに詳しい人だと自分で選ぶことが出来るかもしれませんが、よくわからない場合は、まずはワインに詳しいソムリエが選んだワインを飲んでみたらいいと思います。ソムリエが選んだワインでこの値段!ビックリすると思います!
ワインと一緒に美味しいチーズを食べたい
ワインに合わせるには美味しいチーズが必須です。美味しいワインは、一緒に何を食べるかによって、美味しさが何倍にもなりますね! あなたの家の近くではチーズが買えますか?私もチーズが好きなのですが、日本だと世界中のチーズを手に入れる場所が限られますよね。 そこでおすすめなのがワインについて勉強する方法
このページを見ているあなたは、ワインについて興味があるのだと思います。ワインの勉強をしたら、自分で美味しいワインを選ぶこともできるようになり楽しいですね! ワインについて自分で勉強する方法はいくつかあります。ワインに関する本はたくさんあり、すぐに始めるのは簡単ですが、読んでいるだけだとよくわからないという方も多いはず(実際に私もそうでした)。 そんな方におすすめなのが、ワインソムリエの講座を受けて勉強するという方法です。 ただ、ワインソムリエの講座って高いんでしょ?って思いませんか? 確かに、通学やオンラインなど全国でたくさんワインソムリエの講座はありますが、どれも数万円かかるものばかりです。 そんなあなたにおすすめなのがスキマ時間を有効活用できる【オンスク.JP】です。【オンスク.JP】は、なんと月々980円で全ての講座の資格学習コンテンツが利用し放題なんです。 ワインソムリエ以外だとアロマテラビー検定講座や、簿記、ファイナンシャルプランナーなど20以上の講座があります。これらが全て同じ料金で受講し放題なんですね! 講義は、資格の学校TACによるノウハウが凝縮された、充実の講義ムービーとなっており、スマホやPCを使い、好きな時に好きな場所で好きなだけ学ぶことが出来ます。 インターネットが発達して、色んな事が安く利用できる時代になりましたね。 ぜひこちらを利用して勉強してみて、楽しいワインライフを送ってください★
- 本を読む
- ワインソムリエの講座を受けてみる

スポンサードリンク