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ケルナーとは?おすすめや特徴、味を紹介!

ワインは色んな品種のブドウを使って作られます。それぞれの品種によって、特徴が違い、また配合やどこで作られるかによっても、ワインの味が変わってきます。

ケルナーの品種の特徴やおすすめのワイン、一緒に食べると美味しい料理などについて説明します。

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ケルナーのワインの特徴

ケルナーはドイツ原産の白ワイン用の品種です。黒ブドウのトロリンガーと白ブドウのリースリングの交配によって生まれた品種です。交配種の名前は交配種の開発者の名が使われることが多いですが、ケルナーは19世紀に地元の作詩家にちなんで名づけられました。

ドイツ、オーストリア、南アフリカ、イギリス、北海道で栽培されている品種です。ケルナーを使ったワインは澄んだ藁色や金色の色調です。糖度は19度から20度と高く、酸がしっかりとしているワインです。

 

ケルナーの品種

果実はやや固めで小さく、熟するのは遅い品種です。発芽が遅く、霜に強いです。また、冬の寒さに強く、マイナス10度まで耐えられるとも言われています。

1929年に誕生した比較的歴史が浅い品種ですが、1973年にドイツから苗木が北海道に導入されてからは北海道でケルナーの栽培が繁栄され、北海道の余市でケルナーの栽培が行われ、良質なワインに仕上がります。「ケルナー」という名前はドイツのヴュルテンベルク出身の詩人から由来しています。

 

ケルナーの主な産地

ケルナーはドイツなど冷涼な地域や国での栽培されるのが一般的です。栽培環境が多少悪くてもよく成長してくれるので生産量を多く確保できる品種です。収穫時期は10月初旬頃となります。

主な栽培地はドイツです。ドイツの中でもプファルツ、ラインヘッセン、モーゼル、ヴュルテンベルクで栽培されています。ドイツ以外の国ではオーストリア、スイス、イタリアの南チロル地方でも栽培されています。日本でも北海道や東北などの寒冷地でも栽培されています。

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ケルナーの味や香り

香りはマスカットの香りが中心でフレッシュさがあります。マスカットの香りの中にリンゴやグレープフルーツ、マンゴーを連想させるようなほのかな果実の香りも加わります。口に入れた瞬間、果実をそのままかじったような味と程よい甘味や酸味が広がります。

基本的にフレッシュさと酸味のあるワインですが、通常の収穫より遅く摘み取られたケルナーを使って造られたワインは甘味があり、まろやかな味わいとなります。

遅く摘み取られたケルナーを使ったワインはワインが苦手な方やお酒を普段飲まない方、ワイン初心者にも飲みやすい味となっています。

 

ケルナーのワインのおすすめ

ケルナーが使われているワインでおススメなのは「北海道ケルナー」です。北海道余市産のケルナーを使用しています。青リンゴのようなフルーティーな香りが特徴です。爽やかでキレのあるすっきりとした飲み口の白ワインです。

2つ目のおススメは「ブルクライヤー・シュロスカペレ」です。リンゴや洋ナシ、桃、アプリコットなどの香りや果実味があります。チーズやデザート、牛肉と相性が良いワインです。

3つ目のおススメは「ヴェルシュタイナー・ヘレ」です。柑橘類、リンゴ、洋ナシ、桃、アプリコットの風味を感じられるフルーティーなワインです。サラダ、チーズ、魚介類と相性が良いワインです。

4つ目のおススメは「ピーロートブルーシュペートレーゼ」です。通常の収穫より遅れて摘み取られた果実から造られたワインです。熟度とコクが高く、まろやかさがあるワインです。チーズやスパイシーな料理、ケーキとよく合います。

 

ケルナーに合う料理

ケルナーは寿司やカルパッチョのような魚介類を使った料理や天ぷらと相性が良いです。例えば、寿司、鮭のムニエル、アスパラのソテーが挙げられます。ホタテのバターソテーやフルーツのサラダと合わせても美味しく頂けます。

酸味があるワインなので、魚介類など素材の鮮度を楽しむ料理とマッチします。レモンを添えて食べる料理と合わせるのもおススメです。ケルナーはシーフードや日本食である和食の味わいを引き立ててくれるワインです。

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