サルタナとは?おすすめや特徴、味を紹介!

ワインは色んな品種のブドウを使って作られます。それぞれの品種によって、特徴が違い、また配合やどこで作られるかによっても、ワインの味が変わってきます。
サルタナの品種の特徴やおすすめのワイン、一緒に食べると美味しい料理などについて説明します。
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もくじ
サルタナのワインの特徴
サルタナはペルシアが原産の白ブドウの品種です。ワインの他にもレーズン、生食用、蒸留酒にも利用される品種です。サルタナで造られるワインは甘く柔らかさがあり、フレッシュさがあります。
品種の個性がそこまで強く出ないので、大量生産の安価なテーブルワインのブレンド用として使用されることが多いです。また、他の品種とブレンドされてワインが造られることが多いのもサルタナの特徴と言えます。
アメリカではシャブリと呼ばれるワインの原料となります。
サルタナの品種
果皮が薄く、果肉がやや固い品種です。ジューシーでしっかりとした酸味があるブドウです。種が殆どないのも特徴です。
カリフォルニアでは「トンプソンシードレス」と呼ばれ、イギリスではレディ・デ・カヴァリーと呼ばれています。サルタナは白ワインづくりに使われ、甘味をつけたり、口当たりを良くしてくれます。
また、ワイン以外にもレーズンの材料になったり、生食用、蒸留酒といった多岐に渡る用途に使われる品種です。
サルタナ自体は品種の個性が少ないので主に安価なワイン用に使われることが多いです。
サルタナの主な産地
サルタナはオスマン帝国時代にイギリスにわたり、現在はアメリカやオーストラリアで栽培されています。アメリカの中でも、カリフォルニア州にあるセントラルバレーやアリゾナ州で特に多く栽培されています。サルタナの栽培に適した気候は暑くて乾燥している環境です。収穫時期は8月から9月の間に行われます。
2年前の枝の根元に近い芽から芽吹いた枝葉に実がつきにくいので枝(ケーン)を長く保つように生育や実りを良くするために剪定されます。
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サルタナの味や香り
サルタナという品種自体ジューシーでしっかりとした酸味があり、爽やかな甘味も感じられます。サルタナは他の品種とブレンドしてワインが造られることが多いですが、サルタナを使ったワインはスパイシーさがあったり、果実の味が豊かだったり、香りが口の中に広がるワインに仕上がります
口に含むと白い花のような香りやリンゴのようなジューシーな香りが広がり、オレンジなどの柑橘系の心地よい苦味を感じます。酸味と甘味のバランスが良く、爽やかさのある香りや味を楽しめます。
サルタナのワインのおすすめ
おススメのワインとして「デ・ボルトリ・ディービー・ブリュット」です。サルタナを主体としてピノノワール10%程度をブレンドしたワインです。オーストラリア産で辛口のワインです。
シャープな味わいが特徴で、ライムやレモン、グレープフルーツのような爽やかで酸味のある香りと洋ナシ、ピーチ、リンゴのフレッシュな香りが立つワインです。ブドウ本来の味わいを残した果実味を楽しめ、心地よい泡が口の中に包み込んでくれます。熟した白桃や洋ナシを連想させる香りにハチミツのようなニュアンスを感じさせるワインで、果実感が心地良く、かすかな熟成感やトーストのような香りも感じます。
それから「スラ・ヴィンヤーズブリュット」もおススメです。サルタナを60%使用し、シュナンブランが40%ブレンドされているワインです。スパイシーな香りと果実の味が豊かなワインです。口に含むと白い花やリンゴを思わせる香りや味わいを感じながらも、オレンジのような心地よい苦味もあります。温度を上げていくと塩味や独特なスパイス味を感じるようになります。
サルタナに合う料理
サルタナを9割使ったほぼサルタナを主体としたワイン「デ・ボルトリ・ディービー・ブリュット」と相性の良い料理は魚介類のハーブ焼きといった香りを高めてくれる魚料理と相性が良いです。簡単なおつまみと共に気軽に飲むのもおススメです。
サルタナを6割、シュナンブランを4割使用したブランドワイン「スラ・ヴィンヤーズブリュット」はチーズやスパイスと相性が良いワインです。色々なスパイスの中でも特に、シナモン、グローブ、ナツメグととても良く合います。
シナモンなどのスパイスにチーズと合わせたものと一緒に頂くとワインの味を引き立ててくれます。ブレンドした品種によって、合う料理が違ってくることが分かります。
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