ワインは色んな品種のブドウを使って作られます。それぞれの品種によって、特徴が違い、また配合やどこで作られるかによっても、ワインの味が変わってきます。
シャルドネの品種の特徴やおすすめのワイン、一緒に食べると美味しい料理などについて説明します。
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シャルドネのワインの特徴
シャルドネはフランスのブルゴーニュの村から生まれた白ワイン用ぶどう品種の代表格。リンゴの香りやトロピカルフルーツの様なフルーティな香りの白ワインだけでなく、シャンパーニュ地方で生産されるシャンパンや、「ブランドブラン」と呼ばれる100%シャルドネで出来たスパークリングワインにも使用されます。
キリッとしたミネラル感の強いシャブリや、まろやかなムルソー、モンラッシュなどは、鶏肉やクリームを使った料理にもとても合います。
シャルドネの品種
フランスブルゴーニュ地方のマコネにある村、Chardonnayから名付けられたものとされ、世界で最も素晴らしいぶどうの品種の一つ。ピノ・ノワールとグーエブランの交配によるものとされています。
シャルドネのアロマは、環境やワイン製造のスタイルにより、キリリとスッキリワインから、コクのあるバターの様な風味まで幅の広い香りを持つワインが作られています。全体的に、冷涼な土地で作られると、花の様な植物感やミネラル感が強くなり、温暖な土地で作られると果実味が強まる傾向があると言われています。
シャルドネの主な産地
フランスのシャルドネは、単一種で作るワインのぶどう品種として非常に有名でありながら、スパークリングワイン、シャンパンの原料としても使われます。
アメリカ合衆国、オーストラリア、イタリアなど世界で広く栽培され、冷涼な地域、温暖な地域、それぞれに味も深みも異なってくる。収穫と醸造はワインつくりの上で鍵となる工程で、9月から10月のぶどうが望ましい熟度に達し、糖分と果汁のバランスを見て行います。収穫には、手摘みと機械の二つの方法があります。
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シャルドネの味や香り
シャルドネは、病気や春霜にかかりやすいとされているが、初芽が早く適応性も高い。冷涼な土地から温暖な地域まで良質なワインを作ることができます。
アメリカなど温暖な地域で栽培されるシャルドネは、りんご、グレープフルーツ、桃、パイナップルやメロンなどと言った、トロピカルのようなフルーティな香りが多く、一方、冷涼なフランスのシャブリ地方のシャルドネは、ミネラルが強くスッキリとした香りと辛口な風味が、牡蠣などに合うとされ親しまれています。
シャルドネのワインのおすすめ
フランスのシャルドネで有名なシャブリ。キンメリジャンと呼ばれる石灰岩を主体としたミネラルが豊富な土壌で栽培されるため、ミネラルな風味と辛口な白ワインで人気が高い。
その中にもシャブリグランクリュ(特級)は1ヘクタールあたり4,500リットルという生産量の制限が課されています。他にも、シャブリプルミエクリュ(1級)、シャブリ、プチシャブリ(シャルドネ種だけでなく、アリゴテ種などを使用してもよい)などがあり、それぞれのランクでまた風味も違うとされています。
シャルドネに合う料理
フルーティな香りや、ナッツ、パンの焼けたようの香りが楽しめる温暖な土地で栽培されたシャルドネには、鳥肉のロースト、子牛のソテーの様なヴィアンドブロンシュと呼ばれる肉料理や、白身魚のクリームソース、サーモンのムニエルなどバターが効いた様な料理がお勧めです。冷涼な土地やミネラル感があるシャルドネは、牡蠣やエビのレモンソースなど、前菜に食される様なさっぱりとした料理に添えると、こちらも、より一層シャルドネの風味が生かされる組み合わせだと思います。
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