バイリンガル教育

一時帰国中に小学校体験入学!準備品や手続きに必要なものは?

フランス在住のライフワークコーチ、Yoshi(@yoshi_coaching)です。

海外で子育てをして、日本に一時帰国中に日本の小学校などに通わせる『体験入学』。私も子供が小学校に入ったら是非させたいと思っていました。この夏に、夏休み前の3週間ほど、体験入学をさせたので、その経験をもとに、準備品や手続きなどをまとめてみますね。

体験入学に必要な手続きは?

体験入学は、住民票を戻すかどうかで、少し変わってくるそうです。小学校に連絡する前に、実際に通わせたい学校の区役所にも問い合わせたのですが、住民票を移した場合、小学校側は拒否することはできないと言われました。ただ、住民票を移さなかったら、体験入学できるかどうかは、その学校の校長先生と交渉することになるそうです。

周りで、実際に子供の体験入学をさせたことあるママさんに聞いたところ、まずは入学させたい数か月前、あるいは数週間前に直接学校に連絡を取ったということでした。なので、私も、体験入学をさせたい小学校に帰国前に直接連絡をしました。私は毎年、子供の夏休みに合わせて2か月弱ほど帰国しているので、それに合わせて住民票を戻すことにしました。

ちなみに、周りで、住民票を戻さずに体験入学をさせようとしたところ、その学校の先生は、体験入学を認めてくれなかったそうです。その場合は、周りの学校に交渉をしてみるか、住民票を戻してもう一度交渉するか、になります。
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体験入学の小学校はどこ?

体験入学の学校は、自分が昔通っていたところや、祖父母の住んでいる学区など、日本で滞在の拠点となる地域にある学校のことが多いようです。私は日本では実家に滞在していましたが、私が子供に通っていた学校とは違う公立校に子供を通わせることにしました。

 

体験入学の際の小学校側の反応

まずは帰国の約1か月前に小学校に連絡し、通わせたい故を伝えました。そこの小学校は、住民票を入れても入れなくても、どちらでも大丈夫のようでした。また、毎年のように短期で通ってきている子供がいるようで、学校側も対応に慣れていました。海外からの子供だけでなく、普段はインターナショナルスクールに通っていて、そちらの学校の長期休みの際に、公立校に通わせている子供もいるということでした。

その後は、フランスで準備をすることもなかったので、帰国した次の日に住民票を入れ、その後学校に電話で連絡をしてみました。そして、すぐに学校に挨拶に行くことになりました。

学校では、娘が入る予定のクラスの担任の先生と、その日は校長先生が不在だったので、教頭先生が対応にあたってくれました。たった3週間だったのですが、色々と準備しなければならない持ち物について、説明されました。

 

体験入学の準備品

最低限、必要な準備品はこちらでした。

✓制服
✓上履き
✓給食用の白いエプロンと帽子
✓体操服
✓スクール水着
✓制服

後は、ランドセルは用意しなくてもよかったのかもしれませんが、私の両親が購入してくれました。なんと数年前の型落ちで、新品なのに5000円という破格でした。

フランスだと、水着などの持ち物で指定はないので好きなものを持っていったらいいのですが、日本だとみんなに合わせて同じもの、というのがあるようです。日本は個性を重視というより、みんなが同じもの、という教育ですね。そのため、フランスにいるときだったら一度も言ったことがないのに、日本で体験入学をすることにより、娘も「皆が持ってるから●●が欲しい」ということを言うようになったんです。でもそれも、日本にいる間だけで、フランスに戻って現地校に通うようになったら、言わなくなりました。
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体験入学の感想

最初に面談をした際に、どのような思いで通わせたいか、ということを先生方から聞かれました。子供が日本語がわからないのだったら、本当に体験という感じで参加するという選択肢もあったようです。ただ私は子供にきちんと他の子と同じようにしていただきたかったので、普通に授業をして、宿題も出してくださいとお願いしました。

またそこの学校がとてもこじんまりとしていて、給食の準備や掃除のときは、上のお兄ちゃん、お姉ちゃんが一緒に手伝ってくれるというスタイルをとっていました。フランスでは自分たちで給食の準備や掃除をすることがないので、そういう体験もしてほしかったのですが、手伝ってもらえたことにより、楽しくできたようです。そして、小さい学校だからこそ、みんなが仲良かったので、大きい子たちに可愛がられたみたいで良かったです。

不安だった点が、フランスで全く行ったことがなかった、一人で学校に通わせるということだったのですが、私は短期だったこともあり、送り迎えは毎日していました。地域によって、集団登校をしているところもあり、そこについてくる保護者もおり、よく顔を合わせるうちに、お話しするようになり、仲良くなれました。また、学校に通う途中で、顔見知りになった大きいお姉ちゃんに会うと、一緒に行くようになり、そういう面でも楽しめたようです。

 

体験入学のメリット・デメリット

体験入学のメリットは、子供が日本の文化に触れ、友達もできて楽しめたことです。子供もすぐに学校に馴染め、友達もたくさんでき、買い物に行ったりすると、色んな子に声をかけてもらえるようになりました。日本のこともますます大好きになってくれました。

私は特にデメリットはなかったです。ここで子供が学校に馴染めないとか、先生方の態度があまり良くなかったということがあれば、デメリットになったのかもしれませんが、そういったことは一切ありませんでした。

 

まとめ

今回の体験入学で、日本の小学生がどの程度勉強をしていて、宿題がどれくらい出るのかということも見ることが出来ました。フランスだと宿題は出るけど、あまり量が多くありません。

日本だと先生によるのかもしれませんが、毎日、国語と算数のプリント、本読み、計算カード、とものすごい量の宿題が出て、ビックリしました。でも、今後バイリンガル教育をするにあたって、どれくらいの勉強量が必要なのか、目安になりました。

娘は日本の小学校が大好きになり、また来年も行きたいとのことなので、通わせてよかったです。

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