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『君たちはどう生きるか 』の漫画版を読んで生き方を考える!

友達が日本に一時帰国して、『君たちはどう生きるか 』の漫画版を買ってきたそうで、貸してくれました。
日本で話題になってて、地元や大きい街の本屋で探したけど、どこも売り切れで、最終的に空港で見つかったそうです。
そんなに、すごいんだ!

宮崎駿さんも、次の映画のタイトルを『君たちはどう生きるか 』にするって発表があったみたいですね!

内容は、主人公の中学生の少年が生きる上での疑問をおじさんと話すというもの。簡単に言うとそうなんだけど、その疑問は、本当に誰にでも起こりうることなんですね。

この原作は、もう何十年も前に書かれたそうですが、その時は色々と規制があって、思った事をなんでも発表できる時代ではなかったらしい。

主人公の周りでいじめが起こったり、友達の家が貧乏ですごく苦労していて、それを目の当たりにしたり・・・と時代が変わっても悩みというのは変わらない。

主人公はおじさんに、疑問に起こったことをどんどん質問していくのですが、おじさんは直接答えを教えて、こうしたらいいというアドバイスをするわけではなくて、考え方というのをアドバイスするんです。

結局、生きていくうえで重要なのは、問題が起こった時に自分でどのように考えて乗り越えていけるかということ。

おじさんは、主人公に、勉強が出来るような立派な人間になってほしいわけではなくて、いざというときに自分で対処できるような人間になってほしいわけです。

人間力をつけるっていうのかな。

私も子供が二人いて、日々どのように子育てをしたらいいかなって悩むことが多いのですが、これを読むと、スーッと腑に落ちた感じがします。

もちろん、勉強は出来るに越したことはないんだけど、でもそれ以上に自分自身で色々と進んでいける人間になってほしい。

自分の中で子育ての方向性がちょっとクリアになった気がします。

子育てに悩んでいる人にはぜひ読んでほしいです。

そして、私は将来、自分の子供にも読んでほしいなと思いました。

取り寄せるのが大変で、自分で買うものは最近は専ら電子書籍ばかりだったんだけど、やっぱり久々に紙で読むといいなって思いました。

最近コーチングの勉強を始めたので、興味がある方はお問合せください★

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