読書

『野心のすすめ』を読んで、やる気がムクムク!

数年前に買った、林真理子さんの『野心のすすめ』。久々に読んでみました。

 

その当時、私は子供は一人だけで、起業をしたいと言うことは一切考えてなかったです。

副業と言うことも頭の中にはなくて、ただ、夫の給料が少なくて、どうにか自分で稼ぐ方法はないものか、と履歴書を色々と送っていました。

うちの父も普通のサラリーマンだったし、私が独身時代、日本にいた頃も普通に会社員だったし、自分で仕事をするという選択肢なんて全くなかったです。

しかし、現在私が住んでいるのはフランスの小さな田舎町。

ただでさえフランス人でも仕事が見つからないのに、学歴なし、コネなしの私が仕事を見つけるのは本当に難しかった・・。

それで気づいたらここの場所にいるというわけです。

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なので、数年前にこの本を読んだときは、確かに野心を持つのは大切だ!と思っていたのですが、ただの雇われる人としての考えで読みました。

でも今はもっと違った目線で読めました。

 

この林真理子さんは、かなり努力されて今の地位を築かれたんだと思うんですよね。

この手の本を読むと『はいはい、自分が成功したことの自慢がしたいんでしょ』と思う人と、『へ~、この人はこうやってのし上がってきたのか』って考えの二手に分かれると思うんです。

 

私の周りでも、自分の夢などを熱く語っている人と、現在の地位に満足して、悪い言い方をすれば、向上心の少ない人がいます。

この『野心のすすめ』の中の、林さんの言葉を借りるならば、自己顕示欲が高いか低いか・・。

これが低いならば、専業主婦をしていても満足するそうです。

そう、前に、知り合いの女子数名でご飯を食べたことがあったんですけど、その中に、専業主婦の人、独身の人、兼業主婦の人・・と色々いたわけです。

その中で、一人の兼業主婦が、仕事をやめて、ステップアップのために大学に行くことや、趣味でアクセサリーを作って、ネットショップで販売を始めたということを話していたんですね。

その当時、彼女は30代後半だったんですけど、私はそれを『何歳になっても夢を諦めないっていいな。素敵』と思って聞いていました。

でも、後日、その中にいた、専業主婦の人と話をしたら、『彼女のあの話は何?自慢ばっかり!』みたいなことを言っていて・・。

え?自慢??と私はすごくビックリしました。

 

結局、この自己顕示欲の量が違う人は、そういう面では全く分かち合えることはないんだなぁと思いました。

 

私は、バイマでのただの転売ヤ―からスタートして、今は色々と新しいことを始めようと種をまいている期間です。

なかなか芽が出なくてくじけそうになることも多いんだけど、でもこの手の本を読んだり、頑張っている人の話を聞くと、まだまだ自分も出来る!!って前向きになるんですよね。

かなえたい夢があって努力している人なら、林真理子さんのエッセイは同じ女子としてかなり励まされる部分があっていいと思います☆

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